書道家Syuunの忘れ物

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////第7章The Will of Albus Dumbledore//// その5

2008-02-29 12:54:08 | 日記

////第7章The Will of Albus Dumbledore////
Halley potter and the deathly hallows

アルバス・ダンブルドアの遺言
その5
ハリーは、彼自身笑いながら目をそらした。

彼が、『魔女に魔法をかける12の絶対確実な方法』のコピーをざっと読む時間を見いだしたとき、「誉め言葉」という章でお目に掛かるだろうというおかしな考えがよぎった。

ロンとの約束を思い出す前に、ハリーは、ジニーの目を引きつけて、ニヤッと笑った。そして、ムッシュ・デラクールと大急ぎで会話を始めた。
 
「どいて、どいて、じゃまよ!」とウィーズリー夫人は歌うように言った。

彼女の前に浮いている大きな、ビーチボールサイズのスニッチが現れ、入り口を通してやってきた。

直ぐ後に、ハリーはそれが彼のバースデーケーキであることを悟った。
それは、ウィーズリー夫人が平らでない地面のうえで、それを運ぶ危険よりもむしろ、彼女の魔法の杖で浮遊させてた。
ケーキが最後に、テーブルの真ん中に到着したとき、ハリーは言った。
「まったく素晴らしい光景です。ウィーズリーおばさん。」

「おう、何でもないのよ」と彼女は優しく言った。
彼の肩越しに、ロンは、ハリーに「両手の親指を立て」そして、声を出さずに口の形は、「最高!」

7時に、全ての客は到着した。彼らは、パーティーの列の末端で彼らを待っていたフレッドとジョージによって、家の中に導かれた。
ハグリットは、彼の一張羅を着ることによって、パーティに敬意を表した。
それは、もの凄い、毛深い褐色のスーツだった。
ルーピンは、彼がハリーと握手した時微笑したけれど、ハリーには、どちらかというと不幸に見えたと思った。
それはまったく非常に奇妙だった。彼の横のトンクスは、単に光り輝いて見えたからだった。

「誕生日おめでとう、ハリー」としっかりと彼を抱きしめながら彼女は言った。

「17歳なんだよな!」とハグリットは、フレッドからバケツサイズのワイングラスを受け取ったとき言った。
「俺たちが会って以来、丁度6年だ。ハリーそのことを覚えておるか?」

「おぼろげにね」とハリーは、彼ににっこり笑って言った。

「玄関ドアを蹴破って、ダドリーにブタの尻尾をくっつけて、魔法使いだったと言ってたよね?」
「細かいことは忘れたぜ」とハグリットは、うれしそうに笑って言った。

「ロン、ハーマイオニー元気かい?」
「私たちは、元気よ!、あなたはどう」とハーマイオニーが言った。

「ああ、悪かねえ、今忙しいんだ。俺たちは、生まれたばかりのユニコーン(一角獣)を手に入れたんだ。君らが戻ってきたら見せてやるぜ。」
ハリーは、ハグリットが彼のポケットをひっくり返しているとき、ロンとハーマイオニーの視線を避けていた。
「これだ、ハリー‥‥何をやろうか考えつかなかっただが、しかし、それから‥これを思い出したんだ。」
彼が取り出したのは、小さく、きゃしゃな毛皮の巾着袋だった。長いひもが付き、明らかに首の回りが意図的にすり切れていた。
「モーク革、そこらじゃ見られねえものだ。そして、持ち主以外は誰も取りだせねぇ代物だ。これらは珍しいものだぜ。」

「ありがとう、ハグリット」

「なんでもねぇや」とゴミ箱フタの大きさの手を振ってハグリットは言った。
「そうだ、チャーリーがいたか。いつも大好きな、ヘィ! チャーリー!」

チャーリーはやたらと短い散髪したばかりの頭の上に手を上げて、少し残念そうな面持ちで走って、近づいてきた。
彼は、ロンよりも背が低かったが、ガッチリとした体つきをして、たくさんの火傷の跡と、ひっかき傷だらけの筋肉質の腕を持っていた。
「ハィ~、ハグリット。どうしてる?」

「ノーバートで何している? 伝記でも書くつもりだったのかい。」
「ノーバート?」チャーリーは笑った。
「ノルウェー・リッジバックじゃないの?」

「俺たちゃ、今、彼女をノーバートと呼んでるんだ。」
「なに ノーバートの少女ではない?」

「おう、そうだね。」とチャーリーが言った。
「どうやって言うことを聞かせるの?」とハーマイオニーが尋ねた。
「彼らは、非常により癖が悪い。」とチャーリーが言った。
彼は用心して肩越しに見回して、そして彼の声を落とした。

「ハパは、早くここに来ればよいのにね、ママはいらいらしている。」
彼らはすべて、ウィーズリー夫人の方に目を向けた。

彼女は、門の方を毎回ちらちら見ている間に、マダム・デラクールと話をしようとしていた。
「アーサーなしで始めた方が良いのではないかしら」
一呼吸おいた後に、彼女は、庭にいた人達全員に呼びかけた。
「彼は、足止めを食らっているに違いありませんわ………あ!」

彼らは、全員同時にそれを見た。
庭を横切り、飛んできた光の束はテーブルの上に着地、そこには、明るいシルバーのイタチと変化したものがあった。そして、後ろの足で立って、ウィーズリー氏の声で話した。
「魔法省大臣が私と来られる。」
守護霊(パトローナス)は消えた。
それが消えてしまった場所で、驚きのあまり凝視していたフラーの家族は去っていった。

「我々は、ここにいるべきではない。」ルーピンは直ちに言った。
「ハリー、すまんな~、又別の機会に説明しよう」

彼は、トンクスの手首をつかんで、彼女を引っ張っていた。彼らは、塀に到着した。
それを乗り越えると、視界から消えた。
ウィーズリー夫人は、当惑しているように見えた。

「大臣、しかしなぜ?、私理解できないわ」
しかし、その問題を議論する時間はなかった。
2秒後、ウィーズリー氏は、門にいずれからともなく現れた。
同伴していたルーファス・スクリムジョーアは、彼のたてがみのようにふさふさした灰色の髪によって、直ちに見分けられた。

二人の新参者は、ランタンに照らされたテーブルと庭に向かって、囲い地をドシドシと横切って歩いた。そこでは、誰もが彼らが近寄るのを見ながら沈黙して、座っていた。