書道家Syuunの忘れ物

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東証、終値は412円高・大手証券担当者の株価分析の嘘

2008-09-08 23:59:40 | 日本の経済議論
日本の株価というのは、どうして米国の株価に影響するのか。
そんなことを株担当者は考えてみたことがあったろうか。
日本がバブルを迎えたとき、米国は景気が悪く株価が低迷したことがあった。
「すわ‥‥」世界同時株安かと思ったら、日本で好景気で株高だったからそうならなかった。

しかし、今は日本の株は構内の「カナリヤ」に堕してしまった。
米国が少しでも景気が悪い兆候になると、直ぐ日本株が売られそして円高になる。
要するに、米国の株が上がって買われると、自動的に日本株を買うような「システムプログラム」になっている。 それは、日本の景気とは一切関係なく動くシステムだ。
だから、米国が少しでも景気が悪くなれば、真っ先に日本株が売られる。

理由は単純で、米国の株が高くなると米国への投資が盛んになるから「円安」。
「円安」になると当然、輸出企業は円安差益がでる。
逆に、米国の景気が悪くなると、米国の株が売られ金が日本に戻ってくるから円高。
「円高」になれば、輸出企業は円安差損。

いずれにせよ、日本の株価というものは、日本の景気な関係なく米国の景気に連動していると言う不思議さでしかない。

その理由はなぜかと言えば、日本の資金が日本の低金利のために、ほとんど米国にすい取られていると言うことにつきる。
日本の低金利の弊害は益々顕著になってきたと言える。

米国が持ち直すと分かれば、日本は株高、円安。
全く、直ぐに分かることだ。

本当に日本は困った国になったと言うことを、誰も気づかないのは不思議なことだ。