書道家Syuunの忘れ物

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「大井美津江書道展」を見る

2008-09-07 15:15:25 | ちまたの噂・雑記事
「大井美津江書道展」‥‥8月29日から31日まで、前橋駅から5分ほどの前橋市文化会館・大展示ホールで開催された。
今回、テーマとして『いのち』として、「いのち」という言葉を色々な書き方で書いている。



大井美津江先生と言えば、実は群馬県書道界ではナンバー2に位置する。
(社)群馬県書道協会・副会長にして、ぐんま女流書道協会会長
当然のことながら、毎日書道展審査会員であり、書道芸術院では常任総務・審査会員‥‥‥その他肩書きを書き連ねると書ききれないと言うような人物。
まあ、それであと何年か後には群馬県書道界のナンバー1になるだろうと誰もが予想する人物でもある。
‥‥てな訳で、初日の29日から大盛況であった。
小展示ホールの篆刻協会展もその煽りかで、初日から篆刻の指導で大わらわ。
今年、読売書法展で秀逸の副会長・大貫北泉先生も大汗であった。
さて、大井先生の個展は、写真を見ても分かるように「読めない書」、要するに「前衛書」「墨象」と言っているものである。



中には、近代詩文や漢字、かなの小品もあるが、大作はすべて前衛書。
こういった前衛書の場合は、「絵」と同じで見るのが楽で、観覧者はどうやって書いたのだろうかと詮索をするばかりである。
それにしても、こういう前衛書を書くには、巨大な筆や、長峰、短峰などの筆を自由に扱えないと全く書けないと言うことが如実に判り、いささか「唸る」部分もある。



そしてこの展示で面白いのは、大作の強い強烈な作品と共に、わざと「弱々しい」小作品で埋めて全体として作品を目立たせている事だろう。
何でもそうだが、強烈な凄い作品ばかりでは、見る方が疲れてしまう。
時として、休む作品も欲しいと言うのが展示の妙だ。
もっとも、今回は「花」の作家とのコラボだったと思う。



東京から見えた馨香会所属の先生(毎日展審査会員・会員)と大井先生。

こちらは、篆刻協会展


夕方5時から、新前橋駅前のウェルシティという場所でレセプションがあった。
多分、200名は出席したののであろうか、出席者は、遠くは青森、宮城、富山から、関東でも千葉、東京など各方面からの来賓としての出席があった。
不肖小生も末席の来賓という事で参加させていただいた。




挨拶は、(社)群馬県書道協会会長・水谷龍雲先生。
レセプションは、大井先生の趣味であるフラダンスあり、夫君が登場して何やら結婚式の披露宴のような雰囲気になったりして‥‥と言うところだが、ケーキもコーヒーも出なかったから結婚式でもあり得ない。

書道界にいると、夫婦で書家というケースが多くて、同じレセプションで紹介されることがある。
するとなるほどそうか、と納得するもの。
しかし、実際は、夫君、細君というという本人の後ろで、「見えない人物」を姿を見ることは少ない。
実際、あの篆刻の亡小林先生の様に未婚の人も多いから尚更である。

いずれにせよ、我が家では夫婦は結構別行動を取ったりするから、うちが特殊なのか。
但し、互いを束縛すると衝突するからある程度離れていた方が、協力して貰うときにはやりやすいというものだ。




左は、(財)毎日書道展・評議員の浜田先生、中は、審査会員の新井先生、右は、元評議員で今参与香川先生。

メーカー名 : RICOH
機種 : GR DIGITAL 2
変更日時 : 2008:08:30 18:55:17
露出時間 : 1/30秒
レンズF値 : F2.4
露出制御モード : プログラムAE
ISO感度 : 125
レンズ絞り値 : F2.4
対象物の明るさ : EV1.8
露光補正量 : EV0.0
開放F値 : F2.3
フラッシュ : 発光
レンズの焦点距離 : 5.90(mm)

2008/09/27 修正。

誰も知らない「アルファブロガー」という妙な話

2008-09-07 11:55:11 | 世の中妙な??事ばかり


誰も知らない「アルファブロガー」という妙な話


雑誌「諸君」10月号に
「 特集 ・気分は共産主義」
「ブログ論客かく語りき これが〈格差〉の現実だ」
(ロスジェネは戦中派とウマがあう? ブログの世界から聞こえてくる若者の意外なホンネ)

と言うのがあった。
インタビュー記事なのだが、書いているのはいつも「諸君」のp262という定位置に掲載している「ネット論壇時評」の佐々木俊尚氏。

そこに掲載している二人の「アルファブロガー」と言う人達なのだが、小生は全く知らない。知らないというかそう言う部門に興味がない。

「アルファブロガー」と言うものを検索してみると‥‥
「当初は徳力が率いるブログ仲間のグループであるFPNが主催したブログ賞「アルファブロガーを探せ」の受賞者を指し示す単語であった。
FPNがアルファブロガーという言葉の紹介として、「世論に影響を与えてる」「ブロガーのリーダー格」「影響力が大きい」「多くの人のアクセスを集める」として紹介を続けたために、アルファブロガーは「影響力のあるブロガー」などの意味で用いられることが多い。
しかし、FPN自体は知名度の低い団体であり、少数の投票だけで選出したり、事前にノミネート枠を設定して選考対象を限定したりしており、選び出したブログが実際に影響力が大きいかどうかについては意見がわかれる。(中略)
アルファブロガーという言葉を提唱してきた徳力基彦らもアルファブロガーの選考の批判を受けて現在ではその定義を修正しており「5人でも影響を与えれば、アルファブロガー」としている。『ウィキペディア(Wikipedia)』」

「諸君」の記事では、この文面を踏襲して実は何だか分からないものになっている。
そこでその部分を補完する記述として‥‥
佐々木俊尚氏は、「アクセス数が月に数万を越えるオピニオンリーダー」と紹介している。最近の解釈では数万とは2-3万と言うことになる。
30000として、単純計算で一日1000アクセス。
実は、これがブログカウンターと実アクセス数、アクセス人数と全く違い「アクセス数」が1000と言うと大方「ブログカウンター」で300程度、「アクセス人数」で100-200人程度と言うところ。
実情を見てみてると、最終的な「定義修正」の方の実情が真実のようだ。

だから、小生などが覗いている「月間十数万、百万という一桁、二桁違うアクセス数を誇るブログ」と対比すると「紹介しているブログは」大分違和感があるブログであることは確かだ。
その十数万と数万との違いというのは、オリジナリティがあるかどうかに大きな違いがある。
だから、「諸君」で紹介されているブログは、ある題材に対するあちこちの新聞記事の切り抜きと言うべきものだったりする。
今やそんなものはブログで紹介されなくても、ニュースサイトがあるではないかと言うものが多い。
実は、そう言うものに限って、自分としての意見の長文による発露もなく、管理者の意見として脈絡のない「説明文」に堕しているケースが多い。
いずれにせよ、切り抜きのようなブログというのは結構多く、そう言うものに対しては、特に興味がなければ必要もないのでパスするようにしている。
もう一つ紹介しているのも、実は同じようなものだ。
「『Google Chrome』のベータ版」を紹介しているが、別にこのGoogle Chromeをインストールして検証している訳でもない。
単なる「疑似ポータルサイト」のようになっているのは、基本的に前者の傾向に近い。

最近、‥‥と言っても1年も前だが、最近の30歳代の人達というのは、長文の読解や逆に長文の論説(論文)の作成にも慣れていないような気がする。
逆に言うと、長文読むのを避け、単なる「散文詩」的な文章を好むと思うようになったと思われる。

長文を苦労して読むというのは、どちらかと言うと少数派であって時代の変化を思い知らされるものだ。

    ………:………:………:………:………:

‥‥となにやらぶつくさ言っているが、不肖・小生の「‥‥日々つれづれ」も1週間で楽々10000アクセスは越える。
要するに、1ヶ月に直せば、時に4-60000アクセス位は行くというもの。
色々言われるが、大した事はない。
そして本日、別の姉妹版のブログ・イザの方で現在1,000,590 アクセスを達成した。
3年を待たずに達成したが、結構時間が掛かったものだ。(2008/9/7/11:25加筆)