書道家Syuunの忘れ物

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福田政権・あぶり出される、政治家と政策の欠点

2007-11-08 15:33:43 | 世の中妙な??事ばかり

安倍政権から福田政権になって大きく違ったことは、今までの戦後政治の基盤に立った政権と、占領下の従来の政策を継承しようとする政権との差と言うことなのだが‥‥‥
事実はより以上に、その差が大きく感じる。
それは、頓(とみ)に前へ、前へと将来に希望を持って進もうとしているのに、後ろ向きにうしろを振り返っているばかりいる指導者を見ているからだ。
旧約聖書のソドムとゴモラの話に寄れば、「後ろを振り返ってはいけない」と神と約束したのに振り返った「女性(ロトの妻イルディス)」は、塩の柱と化した。
60年も経って、未だに過去を振り返ろうとしているのは、「過去の世界」に未練があるとしか思えない。

さて、「戦後レジューム」の継承そして、「話し合い」という妥協、事なかれ主義の甘い顔をすると、「面白いように」色々な勢力が動き出すことは、映画を見ているように面白いことだ。

普通考えると、政権が代わったからと言って、そんなに1か月そこらで国民の感情が変わるものではない。
まして、福田政権は自民党の国会議員のみの優勢な選挙で選ばれ、党員の段階では圧倒的多数ではなかった。
それは、自民党という保守派の国民が福田政権を支持しているわけではないことを示している。

時間が経てば、もうそんなことを忘れたように行動しているように見られるが、そうであるなら痛いしっぺ返しで返されると言うのが常だ。

閣僚も、安倍政権の時は保守派の顔をして、福田政権になったら一転戦後左派に鞍替えするなど、人物として信用のおけない人物があぶり出されたことは成果でもあった。