書道家Syuunの忘れ物

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息子はいつ父親を超えたと思うか

2007-11-01 21:55:15 | 日記
父親を尊敬するのか、偉いと思うのかと聞かれれば「う~ん」と考えてしまうというのが普通ではないだろうか。
常識的には、欠点もあったし良いところもあったというものだろう。
なぜなら、どんなに偉い業績を残し偉人でも多くの欠点があるし、しかも生きてきた時代というものがある。
だから、父の時代に100%完璧に生き、尊敬できる人物であるとしても、子供の世代には時代の年というものがあるためにそうでもないというのが真実だろう。
考えてみれば、明治の元勲、偉人など、大変な業績を残した人物とて、欠点を探せば数限りない。
野口英世など、事実は金遣いの荒い、酒飲み、ばくち打ちの様な人物であり、外国を留学するというので、友人から餞別と借金をし一晩で使い果たす。
それで、困って奥さんを貰うということで持参金(今でいえば数千万)を先払いして貰ったものの、どんちゃん騒ぎで数日で使い果たすという始末だった。
モーツアルトが、興行的に大きく稼いだのにギャンブル狂で借金取りに追われてい事実。今の時代の常識人としては、考えられないことばかりだろう。
特に、息子としては父親をいつか乗り越えてゆくということが必要で、この乗り越えるというのがいつになるのかいろいろと疑問に残るところだ。
そして、もし乗り越えられなかった場合、その息子というものが、いろいろと事件を起こしたりする。
亀田氏の「世界一の親父」というのも、元々社会性のない人間のことだから仕方がないというものの、いわゆる専門馬鹿という最近の問題児の部分がある。
しかし、ゴルフ界などは、かなり厳しいプロ教育というものをしていて、「プロとしての自分」と「私生活としての自分」の使い分けを教えているようである。