書道家Syuunの忘れ物

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イジメ自殺‥‥教師の責任?

2006-10-17 18:28:04 | 世の中妙な??事ばかり
イジメ自殺‥‥教師の責任?

産経抄で「福岡県筑前町でも、中学2年の男子生徒が自らの命を絶った。‥‥」「教育再生会議の課題はいろいろあるだろうが、まずは教員の免許更新制度の導入を急いで、一日も早くダメ教師を追放してほしい。」とイジメ自殺教師論だ
同様に、読売新聞社説でも「[中2自殺]「教師がいじめの『大本』とは…」「教師の軽率な言動で生徒が追いつめられてしまった。そう言っても過言ではないだろう。」とこれも教師責任論だった。
文化放送寺島尚正ラジオパンチの‥‥経済ジャーナリスト・荻原博子氏も、「教室では‥教師が一番偉い」「教師のあり方を考えなければ‥‥」と宣う。何故かこの辺の人たちは皆ステレオタイプなんだ。
正直言って、新聞社の論説委員氏もジャーナリストも皆小さいときは優等生だったのだろうな‥‥!とつくづく思う
イジメはやはりイジメにあった者ではなくては分からないものだ。
所詮教師なんかは、他人だ。戦前の「立派な」教師なんか今はいやしない。こんなことを再確認したのは、大学に入って「教育学部」の生徒を見たとき感じたことだ。女子学生は、「優秀だか他人の意見なんか聞く耳を持たない独りよがりな人、特に男を馬鹿にしてたな。」
男子学生は、それこそ「坊主」かと思わせる石頭か、「要領の良いフーテン」の様な連中だった。



小生などは幼稚園の時、教諭のイジメにあって夏休み以降1ペンも園に行かなかった。
登園したのは、それから卒園式の1日だけ。‥‥でも母は行きたくなければ行かなくて良いと言って、「病欠」で通した。まあ、その結果、小学校で「保険学級」という全県一区の特別クラスへ入れられてしまったが‥‥それが又結果オーライだった。

小学校に入って、「保険学級」は3年までだった。
4年以降は52人クラスという凄いところに入った。そこで4~5年の二年間当時新任の担任教師(教科・音楽)のイジメにあった。
教師は、ダメ教師と「レッテル」付で受け入れ先が無く、1年で移動という約束だったが、PTAに運動して居残ることが出来た。だから、居直った二年目は特に酷かった。
何故か母はそのPTA学年代表をやっていたから妙なものだったね。
ダメ教師なんというのは、いつだっているのだ。

中学に入ったときは、授業中にチョークを後ろの黒板に投げつけていた変な理科教師がいた。福岡県筑前町の教師とそっくりな感じの教師だった。
小生は、こいつはヤバイと思ったから虐められないように理科を一生懸命勉強して一番になった。中学生ともなれば、色々な処世訓が働くものだ。
こんな教師も後に中学の校長になった。
普通、変な教師がいても、中学ぐらいになれは何とか対処出来ても良さそうなんだか‥‥Identityの確立というのは15歳、まあ中学くらいになれば自立するのだけれど。

従って、自殺で一番悪いのは「自分」。次に助けられなかった両親。最後に他人である「教師」といったものだ。

最後に、荻原博子氏が「荻原博子のみるみる貯まる!お金の本」だったか何か本を出したという。
曰わく、買い物に行くときは、1,000円札一枚持ってゆきなさい。
小さいときはお金を掛けず、教育費は2-3-4-5の法則。小学校では2万円、中学では3万円‥‥‥と言うのだそうな。そして、50歳になったら子供もいなくなるから、そこで夫婦の働き分で老後の資金を貯める。‥‥‥とさ。
正直言って、わざわざスーパーまで行って1,000円しか買わないなんで出来っこないではないか。増して、夫婦キャリアで共稼ぎを前提にしているのだ。スーパーなんで土日しか行けないんだよ。
教育費小学校月額2万円とは‥‥‥。公文でも行けば直ぐに飛ぶ金額だ。その上ピアノでもすれば足りない。近年の少子子化を荻原氏はご存じないのかな。即ち、近年は遅子持ちだ。50歳で子育て、教育費が無くなるなんて言うことは夢の世界だ。
まあ、荻原博子氏が絶対実践しない「お金の本」であることは確かだ。

Good-bye ミッキーマウス

2006-10-17 01:32:50 | 日記

Good-bye ミッキーマウス

これは、20年ほど前に読んだ小説の名前だ。Mickey Mouseなんて言うから、漫画か、おとぎ話かと思ったら「戦争小説」だった。
戦場でのMickey Mouseとは、英雄だ。
舞台はBattle of Britainの時代、二次大戦の欧州・英国の空中戦。だからMickey Mouseは、撃墜王を表し戦闘機乗りの話。Battle of Britainでは、日本のように優秀な戦闘機乗りを使い捨てにしたのとは違って、徹底的に救助して再度戦線に投入した。
お陰でBattle of Britainを乗り切ったと言う話だ。但し、戦闘機乗りは、○○より寿命が短いと言われていたのも確か。
主人公は、海軍中尉の撃墜王と自他共に認める人物。予備役だったが、現役の時戦争になったから、「現役」扱い。丁度編隊長(大尉)が戦死したので、今度自分がなると思っていたのだが‥‥新規に米国本国から着任したのは、士官学校出の大尉だった。



こんな小説は、つまらんと思うようなのだが戦争小説というのは、極限の生活だ。だから何か色々なヒントが思い浮かぶ。
主人公は、新任の編隊長なんてたいしたことはないと高をくくっていた。ところが、熟練のパイロットだったためにしばしば「舌を巻く」。
当然二人は、撃墜王争いに邁進する。しかし、ロンドンのイギリス娘争いにも負けてしまう。
ある時、この大尉の父親に書類を届けるということを頼まれたとき、父親が非常に高い地位にいることに驚く。即ち、輸送船のコンボイの輸送計画の総指揮官だった。海軍准将のち☆二つ(少将)‥‥但しPartTime‥‥予備役。元は、経営コンサルタントだったとか。
そして、話は突然終わる。
大尉の戦闘機が帰還して、滑走路に滑走中突風に煽られて「でんぐり返り」。まあ普通は、ヤレヤレと戦闘機の下から這い出してくる。ところが出てこないのだ。体か機体に挟まって出られない。
大尉は、中古機と言われるようなボロボロの戦闘機に乗っていた。
一方、主人公は米国から新鋭機が送られてくると、真っ先に乗り換えていた。新鋭機ならそんなことはないのに旧型機だから機体がゆがんでしまった。
結局、出血多量で戦死。
主人公は、期間満期で除隊。後「大尉」の愛人(妊娠中)の英国人と結婚。
米国で、大尉の父親に資金を出して貰い会社を経営。

こんなあらすじなんだか、「なるほど」と思ってしまった。
それは、一般人が突然‥‥予備役と言いながら‥将軍になってしまうことだ。第一次大戦Evil(イープル)を舞台にした、「鬼将軍」の主人公カーズン中佐も突然臨時の師団長の少将になる。
こんな事は、日本では起こらないなあ‥‥
Eisenhower(アイゼンハワー)‥通称アイクも陸軍省の准将止まりで退役の予定だった。
それと、命を預ける古い乗り物は危険だということ。
分かり切った事が分からないのが今の世の中なんだな。
だから
読売新聞10/14版「五郎ワールド」編集委員 橋本五郎
「指導者責任を考える」→→博報堂最高顧問・近藤道生氏の本「国を誤りたもうことなかれ」を紹介した中で、「生きて敵の捕虜になってはいけないという『戦陣訓』で‥‥無益な死を遂げたかと、戦争指導者を‥‥糾弾」とある。近藤氏は多分短期現役主計将校だから海軍さんだ。
「無益な死」と言ったて、当時どこの国も捕虜なんかとらなかった。八路軍しかり、共産ゲリラしかり当然米軍もだ。生き残ったのは、運が良かったか、情報を売り渡した見返りだ。Lindbergh准将の日記を読んでみるがいい。日本人民間人・軍属を空港に集めて、火炎放射器で焼き殺した事実が述べられている。当然幼児も一緒だ。