書道家Syuunの忘れ物

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白石真澄教授、JAFにも出没する。JAFMate11

2006-10-24 13:54:25 | 読み解けば‥‥
白石真澄教授、JAFにも出没する。JAFMate11

東洋大学の白石真澄教授は、JAFの理事だとは思いつかなかった。‥‥全くどこへでも出てくるね。
大体機関誌JAFMateなんて、斜め読みだから知らなかった。
「白石真澄のニュースの周辺」というコーナーがあり、11月号では「ガソリン高騰で、国民の意識は変わるか?」である。
ところが、前段は「国民の意識」という様なことは書いていない。一般論のガソリン事情だ。
その中でまず見過ごせないのは、「日本の原油消費量のうち自動車向けが4割を占めることから、原油価格の動向はドライバーを直撃する。」確かに、原油価格の動向はドライバーを直撃する。
しかし、原油というのは全てガソリンになることはないと言うことは、その昔「理科」で教わったはずだ。概ね、原油の成分のうち精々20~25%程度しかガソリンにならない。(産油地によって違うが)
そこで、産業用の成分の値上げは難しいから、原油の高騰は一番価格に転嫁し易い「ガソリン」に一番多く掛けているわけだ。
その昔、自動車用のガソリンを輸入したガススタンド経営者と国が揉めたことがあった。今は、事実上「自動車用のガソリンを輸入」は禁止のようなものだ。



さて、次が本当に白石真澄教授が話したかったことだろう。
「車とは別次元の話だが、‥‥‥」と来て、「フィンランド人の親友が」が日本のウォシュレット+温風暖房便座を使って‥‥
「便座なんて冷たいのは最初だけ。‥‥‥‥家庭や公共機関でつかっているの? 座っていない時間のほうが多いのに」‥‥と言う言葉に
「目先の快適さよりも地球環境を考える姿勢に脱帽した。」とまたまた妙な事を書いている。
確かに、日本のウォシュレット環境は、世界一である。ところがフィンランド人に地球環境を考える姿勢と飛躍して言われたのではと思う。確かに、白石真澄教授のご友人は「大した人」であることでしょう。
しかし、フィンランドと日本の消費社会とは根本的に違うと言うことを述べるべきだ。
消費社会でないフィンランドには、ヨドバシカメラやヤマダ電気なんて言うものは存在しない。だから、消費文化の快適さという水準に達していない。消費生活文化圏としては、低開発国だな。
正直言って、ウォシュレット目先の快適さ」は、「地球環境」とは関係ない。冷たい便座は、脳卒中の引き金になる。水を使わない洗浄は、資源の無駄遣いになるとかってメーカーが散々宣伝していたではないか。

最後に、「ガソリン価格の高騰をきっかけに、車に頼りすぎない生活スタイルや、価値観を変えてみることを考えてみたい。」
まあ、事実上東京でしか生活しない「都会人」の言いぐさだ
公共機関なんかほとんど存在しない地方では、車を使うと言うことは「生活の一部だ」。イオン高崎を見てみろ、先生なら高崎駅から歩いてゆくとでも‥‥。または、一時間に2本、70分も渋滞するバスに乗ってゆけとでも‥‥

文化放送ラジオバンチ、今日の放送の中心は「教育再生会議」だった。
学校の教師の質について資質向上を述べた後、実際は子供の「人間教育」、「家庭教育」が大事であると珍しく正論を述べている。
その他「地域の教育」????というのがで出来て、
「学校」-「地域」-「家庭」の連携の様なこと。まあ、今日は一応合格点だな。