書道家Syuunの忘れ物

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新聞週間

2006-10-13 15:58:33 | マスコミ照魔鏡

新聞週間だという。
読売新聞は、例によって先の戦争、‥日本名「大東亜戦争」、「太平洋戦争」(MacArthur命名)‥を「昭和戦争」と名付けた。こんな企画が妙だと思ったら、今日の「新聞週間」の項目に例の「渡辺主筆‥‥ナベツネ(読売新聞グループ本社・渡辺恒雄会長)」の提唱によりと出ていた。
あは~んなるほどそうか‥‥渡辺主筆と言えば、何年か前から「先祖返り」して若い頃「共産主義者だった」風なことを述べていたようだ。それでか、今年念頭から反小泉として妙なことを繰り返していた。又、例の保坂正康(作家、現代史家)が写真入りで掲載されて、“日本だけの責任ではないという論を一切排除する。”という戦後民主主義的かつ種々の教訓を排除している。即ち、当時の戦争を主導した責任者が悪いという悪者論である。
その理論からすれば、軍人が悪い→→だから軍隊は必要ない。排除する。‥という戦後のMacArthurに吹き込まれた教育プログラムになる。
所謂、我々が洗脳されてきた戦後の歴史。戦前は全て悪い。日本人は悪者だ。‥という加害者意識にたどり着く。
ところが、実際はそれだけでは事柄は解決されない。その上、戦後50年以上経って色々な事実が明らかになった。ところがこれを保坂正康氏は、全く無視続けている。
いずれにせよ、近年似非保守派と言うことがばれてきたが、ナベツネとは相性がよいようだ。
一方朝日新聞では、社説で「事実の重みを伝えたい」と書いている。



一昨年の「NHK番組改変問題に関する虚偽報道問題」も解決していないし、富田メモ問題も、実際は遺族に公開して良いかどうかハッキリ確認していないようだ。
元々富田朝彦・元宮内庁長官(故人)が公開見越して書いているのではなく、棺の中に入れてくれと「厳命」していたものが公開されたのだから「事実」の検証はさらに行われるべきものだろう。元々天皇制を無視するような朝日新聞などが、都合の良いときだけ利用する。天皇の政治利用を戒めるのは本来新聞社のはずだ。
‥‥ついでに社説「独裁制裁 国際社会の結束が第一」
を見てみると‥…初めはいつも通り「正論」というか各新聞社「当然」の社説と同様だ。
ところが中程からいつもの北朝鮮大好きの「本音」が見える。
「ただ、気になることがある。」と続いて‥…
「制裁の実施にあたっては、北朝鮮がどのような行動に出れば制裁を緩めるのか、という「出口戦略」も具体的に描く必要があるだろう。」
と妙なことを書いている。

このことは、日経新聞NTE EYE・鈴置 高史 編集委員「どう動く?「北朝鮮処分」(10/11)」
で明確に述べている。

「政権を交代させるか、国家そのものを消滅させるのか」。これこそが本質的な解決策であると専門家の間ではコンセンサスになっている。ただ、韓国と中国という2大当事者国が激変を避けようとする以上、北の核問題の本質的な解決は簡単ではないのだ。」