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デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

いざバンコクへ

2012-12-19 17:15:10 | お仕事日誌
ベイサイドまでいつものように走る。曇天なのだが、その雲の上から光を放って朝日が昇る。こういうのもいいなあ。
朝飯を食べてから荷造り。南に行くので、なんとか小さなスーツケースに収まった。品川駅のコインロッカーに預けて、出社。
フェスティバルに出演するメンバーのリストをコピーして、今日羽田から出発するメンバーにチェックをいれておく。何人かの出演者から電話も入る。いよいよかな。
契約書を見直ししたあと、添付で送る。
今日はめちゃめちゃ早くトゥイチーからスカイプ。今日出発ということで今日は遠慮していたみたいで早めに話は終わり。
漂流民の会の会報を今日入稿することになっていたので、会社を出るまで制作している大野とこのやりとり。読み返していてひとつ気になる箇所がでてくる。ただこれは本と照らし合わせてみないといけない、頼りのお母ちゃんに電話、本を持ってきてもらって確かめてもらう。さすが母ちゃん、その部分を発見してくれる。これですっきり。大野に連絡して、パソコンをリックに入れて、19時半会社を出る。外は風も冷たく寒い。ということで中から温めないとということで、酒を少し入れてから羽田に向かう。
22時集合だったのだが、21時半には着く。何人かがもう到着していた。22時すぎに全員そろいチェックイン。荷物もトータルで見てくれたのだろう、エクセスはなし。
羽田の国際ターミナルは初めてだったが、夜便は結構多いみたいで、出国手続きのところは行列。免税の店は多いのだが、高級品ばかり、俺には必要な酒はみんな高いものばっかり、しかも缶ビールは売っていない。ぎりぎりまで探してなかったので、フードコートで生ビールを飲み、一番安いウィスキーを買って搭乗。
0時30分すぎに離陸、機内でビールを飲んで、ウィスキーを二杯流し込み無理やり就寝。それにしても機内が狭い。


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ウォッカと象

2012-12-18 13:04:43 | 観覧雑記帳
しばらく走れないかもということで、今日も元気にベイサイドまで。雲がかなりでていたので日の出はどうかと思ったのだが、厚い雲の上に朝日が。こういう日の出もいい。
帰って風呂を浴び、新聞を広げると、凍死しかけた象がウォッカを飲んで元気になったという素晴らしい話しが出ているではないか。なんでも象を運んでいたワゴン車が火事になり、象を外に置いておいたらいまロシアを襲っている寒波のせいで象が凍死しかけた、それでウォッカを飲ませたらとたんに元気になって、パオパオ吠え始めたという。なんというロシア的な話なのはいいのだが、よく見たらオムスクに移動中、さてはこの一行は夏有明で公演していたボリショイのチーム。オスマンたちも一緒なはずだ。まあそれにしても象が無事で良かった。
契約書の続き。明日からのバンコク行きにそなえて、いろいろ準備しつつ、出演者の皆さんに確認のメールをいれておく。
病院に先日の採血の結果を聞きに行く。飲み溜めしていた時期だったのでどうかと思ったら、なんとHb1が6を切って5台。これはおそらく10何年ぶりかのことだと思う。ちょっとびっくり。
そのまま関内へ向かう。関内ホールの近くのスタバで、原稿の見直し。19時から小出とVJのサンデー臨界を見る。ホールが大きすぎたのじゃないかな。テレビの番組形式。ここまで徹底してテレビでやるなら、遠慮なくマニアックに、アングラに、どんどん攻めぬいていっても良かったように思う。テレビを前にしているというなにか全体のつくりがあってもいいかもしれない。面白い試みだから、定期的にどんどんやればいい、むしろ東京でやった方がいいかもしれない。
帰り、Kajaと昼下がりをずっと手伝ってくれたコウちゃんと近くの居酒屋で一杯。帰りはコウちゃんの車で家まで送ってもらっちゃった。

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鯨人

2012-12-17 12:18:16 | 買った本・読んだ本
書名 『鯨人』    著者 石川梵
出版社 集英社(集英新書) 出版年 2011

インドネシアの小さな島、電気も通っていない未開の島で、マッコウ鯨を銛で刺すという漁をいまでもやっている。その最初の一刺しをする漁師は、尾びれの急所にむかってまさに飛びかかり、刺したあとはその勢いでそのまま海中に落下するという。この書はこの一瞬を撮影するために、7年もこの島に通ったカメラマンのルポ、そして現在のこの漁をしているラマエラの島の姿も追いかける。
なんとも原始的なのだが、鯨と人間が闘う姿の原点のようなものが、この漁にはある。撮影にたどりつくまでの苦労話ではなく、この島の人びととの交流を描くところに力点が置かれている。
この島に流れついた民族について、さらにはこの島の生活のしくみ、海の民と山の民の物々交換のしかたについてのレポートも興味深かった。
このとき撮影した写真集『海人』は海外でも高い評価を受けたという。一度見てみたいと思う。
強烈だったのは、エピローグとあとがきだったかもしれない。
版捕鯨団体が入り込むなか、島の人たちがそれをめぐって対立しているという。石川の写真集を見た老漁師が、「この本を若い者たちに見せてやってくれ。みんなが心を合わせ、ひとつになって鯨を捕っていた旧き良き時代の姿を教えてやってくれ」とつぶやいたという。この言葉が胸に染みる。
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ルノア

2012-12-17 11:06:07 | 観覧雑記帳
公演名 ルノア ダーク サーカス
会場   品川プリンスホテルクラブEX
観覧日 2012年12月13日午後7時開演(終演午後9時10分)

宣伝とかではなんとなくシルク・ドゥソレイユの延長のような感じだったが、実際見るとしっかり芸を見せる、それも渋い芸を見せてくれたショー、久しぶりにサーカスをたっぷり楽しむことができた。
まず空間について。天井が4メートルぐらいというサーカスするには必ずしもいい場所ではないと思うのだが、これを逆利用、中央近くに小さな円形の舞台を設置、これにもいろいろ工夫がほどこされているし、花道もある。、小さい空間に合うアクトを選んできたため、かなり濃密なサーカスショーになったと思う。ハンドアクロ、ローラーバランス、スケートというこの小さなステージで演じられるからこそ、見ている人たちに迫力を与える、空中芸もオープニングのリングなどはずいぶん小さなリングをつかっていたが、見応えがあったし、デュオのトラペーズ、ストラップも天井が高くなくても、ちがう見せ方をしていたので、空中技の醍醐味も味わえることになった。
アクトのセレクト。
こうした小さな空間の夜のショーというと、お色気もありということになるのだが、実際に男女ペアのアクロバットはかなり妖艶なお色気もあったが、客層にあわせて、男のアクトを存分に打ち出しているのも特徴。身近で美しい肉体の筋肉の動きを見、さらにはうっすらと見える汗も感じるということになると、女性のお客さんには訴求力があったと思う。
ショーの構成。あまり余計な演出がなかったことも自分には良かった。ストーリー性もなく、コンセプトもなく、サーカスの芸をしっかり見てもらいたいということが、構成のなかにも見えてくる。女性ダンサーが4人と他の演技者が、アクトの導入のところで絡んでくる程度で、基本はサーカス芸をしっかり楽しんでもらうというのが演出コンセプトだったと思う。
ショー化されているサーカスが最近多いので、こうしたシンプルにサーカス見ましょうという構成には共感できる。
若いカップルや女性たちのグループのお客さんが多かったが、かなり受けていた。
サーカスの楽しみの新しい提案といえるかもしれない。
品川でサーカスを見て、カップルやグループで盛り上がり、またそのまま食事や飲み行く、そんな風な遊び方が定着すれば、ほんとうに面白いと思う。
いつか静岡の大道芸フェスティバルで公演したビンゴなんかぴったしだと思う。
そういえばこのステージ、デジャブーじゃないけど、どこか見たことが、と思ったら、自分が立ち上げの時からかかわった市川のサーカスレストランのステージと同じぐらいの大きさだった。
興行成績はどうだったのだろう、サーカスの新しい楽しみ方がひとつできたような気がするので、続けてやっていければいいのに。
http://www.le-noir.net/


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最悪の結果に

2012-12-17 10:46:49 | お仕事日誌
昨日選挙開票速報が始まった20時以降、テレビも見ず、ラジオも消した。予想される中で最悪の結果になったといっていいだろう。自民の大勝ちもそうだが、維新もずいぶんとったし、これで原発ゼロもぶっとび、徴兵制、憲法改悪まで一気にすすんでも不思議はない、大政翼賛会体制ができてしまった。ほんとうに新聞も見たくなくなるくらい朝だ。もちろんこれであきらめてはいけないわけで、なんとかそこに道を求めるしかない。
バンコクに行く前にやらなくては行けないひとつが、契約書の作成。今日はそれに集中。なんとか3通を作成したところで、プリントアウト、チェックする。
ロシア側とも確認作業。
高田馬場のルノアールでフランスで活躍しているアーティストの方と初めてお目にかかり、いろいろお話を聞かせてもらう。流れで居酒屋へ。久しぶりに刺激を受けたなあ。
23時前に帰宅。

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