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デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

バンコク編 5 帰国の途へ

2012-12-24 23:34:08 | お仕事日誌
今日は帰国なのだが、東京組は22時すぎ、福岡、大阪、名古屋もそのあとということで、みんなまとめて動くことになる、そうなるとまたいろいろとやることが出てくる。
11時集合、チェックアウトなので30分前にフロントに行くと、すでに3人がチェックアウトをしていた。パラパラとみんな降りてくる。スーツケースの鍵が部屋に忘れているという連絡が入り、部屋に戻る。その時机の引きだしを開けると、見たくはなかったものが・・・LANケーブル。ワイヤレスばかりと思っていたが、LANケーブルがあったんじゃない。いまからでは遅い・・・携帯でメールチェックしていたのでえらいお金がかかってしまったのに・・・
予定では希望者は観光となっている。案内の通訳さんが預ける荷物、出発の段取りの準備。なんだかんだとチェックアウトが終わったのは12時ちかく、今度もバス一台とかで移動ではなくワゴン車何台かに分乗しての出発なのでこれがまた大変。まずは王宮。ここで何人かが自分たちの行きたいところへ向かう、集合は18時ホテルとする。集団で動くときはとにかく最後尾で監視していないといけない。確かに王宮はすごいとは思うがなんかピーンとこなかった。

次はランチ。川の近くにレストランでバイキング。そういえば去年バンコクは洪水でたいへんだった。この川の感じだと溢れるとたいへんだと思う。クルクルの金井君にドバイ人の話をしたら、それは間違いなくスリですよという。同じようにフランスでサッカーの中田の友だちと名乗る奴が何人も現れてきて、近寄ってきては金をまきあげようとした。言われてみれば日本円を見せろというのも、これから日本に行くというのも、金持ちであることを見せびらかせる方法も、同じだった。つくづくあの時日本円をもっていなかったことを幸運と思ったが、同時にそのあとどんな手法で金をスルのか見たいような気もした。
食事のあとは金の涅槃仏を見物して、いつも行っているホテル近くのでかいスーパーの前で解散。

18時ホテル発という予定なのだが、例によってワゴン車に分乗、そして今度は荷物があるのでまたまた大変。そして渋滞。そして運転がまた豪快というか、すごく荒い。一緒に乗っていたひぃろ君が、ジャッキーンチェンみたいに車がそのまま高速道路を飛び出してしまいそうと怖がっていたが、無理もない。なんとか20時ぐらいには空港に着けるかと思ったらなんと車はなんかテーマパークのようなイルミネーションが輝くレストランに入っていくではないか。時計をみたら20時をまわっている。みんなとても不安になってきた。少なくても出発2時間前の20時20分には空港にと思っていたらレストラン。一応出発時間知っているよねとアテンドの通訳さんに確認、とにかく料理が出てきたら早く食べてくださいという。こうなったら食べるしかない。
一品だけではなく、つぎつぎに料理が出てくるのには驚いたが、まあ食べるしかない。
なんとか食べて出発。空港には21時すぎに到着。今度は荷物を載せた車が着かないというのでそれを待つ。なんとか全員がチェックインしたのは、出発40分ぐらい前かな。来るときはわからなかったがとにかくでかい空港だ。インチョンよりも大きいかもしれない。
まあみんな飛行機に乗れたことで自分のお仕事はこれにて終了ということだ。



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バンコク編 4 無事終了

2012-12-23 17:29:47 | お仕事日誌
今日は14時スタートということで午前中は時間がある。なにげテレビをつけたら全国高校駅伝をやっているではないか。今年は見れないのかと思っていたら、時差はいい按配で、女子も男子も見ることができた。いいホテルに泊めてもらっているから、こうして日本のテレビも見れるということなのだろうが・・・
これも急に知らされた写真撮影、全部に伝わってはいなかったようだ。ここのスケジュール管理はこんな感じのようだ。気になるのは今日のギャラの支払い。責任者に確認すると、ひとりひとりに主催者が払いたいとのこと、時間と場所を確認、それをみんなに伝えることにする。付き添いの通訳を通じて知らせるようにはなのだろうが、一応各ポイントを回る。映画館で天平君のジャグリングのショーを見る。高度なテクニックを次々に披露、客席から何度も歓声があがる。ヨーロッパのサーカスにも出演しているようだが、ディアボロでやっているのかな。森田君のステージを見る。とてもいい内容だった。ちょっとくどいかなという箇所もあったが、ジャグリングのエキスを詰め込んだ内容になっている。最後にボールジャグリングをもってきていた。次々に優秀なジャグラーが現れる日本で、これだけのレベルを保ち、新たな試みをしているというのは立派。
村田君のうさぎのかぶりもののショー。これは夜見たいなあ。キャバレー尽くしの内容であった。

今日の酒がちょっと心配になったので、またいつものスーパーまで買いにいくが、何故か迷ってしまう。やっと見つける。この前はタイのウィスキーを買ったのだが、ちょっとでかく度数40度のボトル、300円ぐらいのものを購入。何故かこのリキュールコーナーにはレジまで商品をもって行ってくれる女性がアテンドする。今日アテンドしてくれた彼女をよくよく見たら、女装した男性であった。そういえばこの国はこれも名物だった。さきいかを買ってレジに向かったら、若者にそれどこで買ったかと聞かれる。近くだったので連れて行く、この青年どこから来たのと聞いてきたので、「ジャパン」と答えると、自分も明後日成田という。そしてまたドバイだという。なんでこんなドバイの人間と縁があるのだろう。二日前ここへ来る途中でドバイからだという男女のペアに道を尋ねられた。そのときはさかんに日本のお金を見せてくれとせまられた。持っていないと言ったら、ホテルまで来るというので気持ち悪くなって、さよならした。そして今日この若者も日本のお金を見せてくれという、どうもこの国の人の癖なのかもしれない。
チュウサンのマイムを見る。これだけシンプルにマイムで表現しながらお客さんの心をとらえるというのは、まさに熟練の技、すばらしい。

手塚君のを途中から見る。受けている。彼のアイディアはインターナショナルということだし、人柄の良さがみんなに伝わるのだと思う。同じステージのアイミちゃんのシフォン、初めて見るが、日本でここまでシフォンができる芸人さんが出てきたのかと感心。
ホテルには仕事を終えた人たち、ギャラをもらいに来る人たちが次々にやってくる。
まだ渡していない半金を、ここで何人かに渡す。
さて買ってきたタイウィスキーを飲んでみたが、これが完全に焼酎であった。はまるとはまるのかもしれないが、ちょっと自分には無理。一杯だけ飲んでやめとく。

横になっていたらいつのまにかに就寝。


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バンコク編 3 フェスティバルオープン

2012-12-22 17:24:02 | お仕事日誌
いよいよ今日からフェスティバル。あれだけ車が走っていた通りがお昼過ぎからシャットアウト。12時すぎに下に降りると、まったく聞いていなかったグランドオープンが14時からあるという。それに出演者も衣装を着て出席して欲しいという。誰も聞いていない話だった。総責任者の顔が見えない。

昨日もらうはずの半金のギャラをどうしようかという話になるが、全部自分が預かり出演者ひとりひとりに払うことになった。こうなると結構大変だ。映画館のステージができたというので見に行き、センターのある公園、そしてグランドオープンの開かれるステージへ。途中で会った芸人さんたちにギャラを渡していく。そこそこの人出になっているので、やはりお金を持っているのは危険ということで、部屋に戻り部屋の金庫に残りのギャラを入れて、現場へ。映画館の会場が、冷房が効いていて一番いいかも。ここでピアノジャグリング、チキ、ダイチのショーを見る。ピアノジャグリングは素晴らしいなあ。チキ君のパームボールもたいしたもんである。初めて見るダイチ君、舞台にあげた子どもの乗りがよかった。映画館は投げ銭をとるのが大変そうなのだが、他の会場はみんないい感じで投げ銭が集まっているようだ。暗くなってくるとますます人出が多くなる。腹が空いたので食堂でトム・ヤンクル。汁物はいいねえ。
ボリショイのバンブー、クレーンをつかっての空中芸なのだが、ずいぶん高いところで命綱をつかわずにやっていた。すごいなあ。


このあとスラーバのバタフライ、これも面白かった。スティルツなのだが、アクロバットを取り入れ、ビジュアル的にもいい。
ナオト君のヨーヨーのショー。ずいぶん緊張感があるしまった内容だった。完成度の高いショーだった。最後に見たのは地元のタイのmutaというマイムデュオ。とても素晴らしいアイディア。技術がついていけば面白いグループになるのでは。
21時半部屋に戻る。
原稿書きの仕事はちょっとおやすみにして、持ってきたDVDを見る。ジェーン・バーキンのサーカスストーリーという映画。あのジェーン・バーキンである、自分にとってはジョアンナ・シムカス、そしてバーキンは永遠の憧れの女性、そのバーキンがサーカス映画に出ていたのだ。いきなりオープニングに出てくるのだが、昔の面影があまりない、ただ洗濯板のような薄い胸を見て、ああバーキンだと思った。サーカス場面のほとんどない、バーキンもちょっと綱渡りの練習をするぐらいで、サーカスを演じることがない不思議な映画。内容的にもそんな面白いものではないのだが、ジェーン・バーキンの顔がよかった。彼女の顔に刻まれた翳のようなものが、彼女の歩んだ人生の重さを伝えてくれる。いい映画を見せてもらった。


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バンコク編 2 リハーサル

2012-12-21 17:19:32 | お仕事日誌
朝3時半ぐらいにいったん目が覚める。そして6時携帯に電話。今日到着予定の手塚君からだった。空港に着いたのだが迎えが見当たらないという。必ず行っているはずなので、ちょっと待ってと言って、連絡リストを見て、出迎え担当のビーさんに電話、やはり迎えに来ているという。手塚君に電話して、ビーさんの電話番号を教える。まもなく電話があり無事会えたという。
もう寝ることもないので、お土産でもらったサーカスコーヒー(ルオー展で売っていた)を飲む。これがほんとうに美味しいコーヒー。
8時すぎにレストランへ。ものすごい人で一杯。今日はがっつり食べておく。
今日は14時現場でオリエンテーションということなので、かなり時間がある。ネットもできないので、漂流民の読み物書き。それでも時間が余ったので、持ってきた資料に目を通す。
13時に部屋を出て、散歩しながら現場の確認。13時50分にだいたい全員集合。現場へ。ここで明日からの現場のスタッフとの顔合わせ。うれしいことに出演者1グループ毎にひとりの日本語通訳がつき、今後の問題はこの通訳を通じてということになったので、自分の仕事はほぼこれで終わったみたいなもの。もちろん全体的に目配りをしなければならないが、全体の動きはなくなったので楽になる。
ひとりひとりにつく通訳が発表される時は、くじ引きみたいなもの。見てる方が楽しくなる。
それぞれ顔合わせと、全体の流れを確認したあとは、めいめいのスケジュールにしたがってそれぞれの現場に行って、リハとチェック。それを見て回り、今日の仕事は終わり。近くの大きなショッピングセンターで買い物。ただしビールとウィスキイーという今日の買い物の一番の目的が、アルコール類は17時以降でないと販売しないということでレジでとりあげられてしまう。
18時から食事だったのだが、19時に変更になったみたい。時間があまったので酒を買いに行く。
今日はホテル近くのタイレストラン。これがなかなか美味しく、またビールもふんだんに飲め、大満足。
出演者のみんなは今回のタイでの仕事にも大満足という感じ、楽しくてしかたがないという感じである。知っているパフォーマーよりは知らないパフォーマーの方が多いと思うのだが、やはりギャップを感じるなあ。彼らの話の中に入っていけないし、入っていこうという気もしない。そういう年になったということと、プラコメをやっていた時のように、パフォーマーたちと一緒になにかしたり、なにかコミニケーションをとるという意欲がなくなってきたということもあるのかもしれない。
21時すぎに部屋に戻り、買ってきたタイスピリットを飲みながら、持ってきた「群衆」のDVDを見る。タイウィスキーなかなかまろやかで美味しかった。映画もなかなかすごい映画だった。ジャグリングという切り口で論じることも可能かもしれない。
いい加減酔っぱらった。さあいよいよ明日から本番である。

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バンコク編1 バンコク到着

2012-12-20 17:17:05 | お仕事日誌
5時半ぐらいに起こされて、朝飯が渡される。これがまたがっつりした海苔弁。こんなのを起きてすぐに食わせるのかと思ったのだが、食ってしまった。あとはうとうとしているうちに着陸。現地時間で5時15分だという。出国手続きの前にフェスのポスターをもった出迎えの集団。ここまで入ってきたのだ。全員がそろうまで待って、入国審査のところへ。どうやら特別にやってくれるらしい。なのに4人が入国カードを機内でもらいそこねたということで、取りにいき、行方不明。探しに行ったが発見できず。たぶん一般の審査の列に並んだのだろうと判断。入国目的のところでothersにしてという出迎えの人の話だったので、そのようにみなさんに指示。ここでいつも突っ込まれるようで不安そうだったが、審査は特別なのであっさりしたもの。やはり4人は一般審査のところにいた。荷物をピックアップして、出口へ。これからは最後尾を担当することにする。
ワゴン車に乗って、ホテルへ。立派なホテル。なのはいいのだがまだチェックインができないという。まずは朝飯をということになり、二階のレストランで食事。さっき食べたばかりなのに、みんなよく食べている。これからが長い待ちになった。いったん会場となるポイントをチェックするために散歩したあとは、みんなキーが用意できるまで下でずっと待つことに。
結局14時からの打ち合わせまでに部屋に入れたのは20人、残り3人は打ち合わせまで部屋に入れず。自分もそう。
14時から打ち合わせというかミーティング。外国からのゲストに、ロシア人グループが2組。ちょっと話す。
打ち合わせが終わり、やっと部屋に入れる。いい部屋なのだが、ネットがワイファイ、持ってきたパソコンにはワイファイ対応になっていない、これではネットができない。がっくり。
荷物を整理して、シャワーを浴び少し横になる。
19時から食事ということだったので、18時50分にロビーで待ち合わせていたのだが、18時から食べれるらしいということで、ロビーに近くにいたメンバーは、レストランに向かう。
スタッフでの意志統一ができていないみたいだな。少しずつ様子がわかってくる。まあ慣れていないということもあるんだろうし。
18時50分に集まったメンバーでレストランへ。何故か日本レストラン。うーん。しかもビールがすぐに売れ切れ。ということなので早々に退散、とにかく今日は眠いので、部屋に戻ってウィスキーを2杯飲んで、21時すぎに就寝。やはり早朝着はきつかった。


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