デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

クラウンパレード in 羽村無事終了

2023-05-21 05:40:47 | デラシネ日誌
4時起き、風呂だけ入って、朝飯も食べずに、5時40分家を出る。
羽村に着いたのは、8時半ころ。時間があったので駅前の松屋で朝定食。すべて自販機で注文するのだが、これがじいちゃんにはわかりづらい。かなり時間をかけて食券購入。じいちゃんばあちゃんには生きづらい世の中になっている。
9時前劇場到着。今回は木戸を使わせてもらえるということで、受付つくりはなし、去年の舞台と比べて狭く、真ん中に水路があるので、とりあえず平台でこれを塞いでもらう。今年は水族館のメンバーが積極的に手伝ってくれるので助かる。お寺さんのお話では昨日チラシを500枚ポスティングしてくれたとのこと。当日の問い合わせが2件電話に入る。
受付をしてくれる2人が到着。このふたりに受付を任せれば、何の心配もない。自分のやることはなくなる。今日は会場案内担当。空には時折米軍のジェット機がときおりすごい轟音をたてて飛ぶ。横田基地の感謝祭の一環なのだろう。道案内して案内したのは3組、1時間半ぐらい立っていたが、人通りがまったくない。会場に当日券を求める人がやってくるというイメージはまったく湧いてこない。
前回と比べると、客席は寂しい公演となったが、公演自体は素晴らしいものだった。香山ひまわり、ななな、メランコリー鈴木、ジンタらムータ、ふくろこうじ、三雲いおり、サクノキ、出演者ひとりひとりが、創意あふれるクラウンパフォーマンスを見せてくれた。なにより客席にいた2組の小学生低学年の子供たちが、2時間じっとして笑いながら、喜んで見ていたこと、これが今回の公演のレベルの高さを裏付けている。水族館のキャストやスタッフの人たちも大笑いして見ていた。千代次さんはメランコリーに感動、公演後面白くて、なんかかなしくなってきたと興奮していた。ふくろこうじのメジャーをつかったクラウン芸、サクノキのモップをつかったクラウン芸は、これこそクラウンという繰り返しや、こだわりをベースにクラウンの世界をつくっていた。三雲のピンポン玉はまさに、これは至芸といっていい。大笑いした。今回もラ・ストラーダさんがビデオを撮影してくれているので、これはウクライナのコメディアーダ関係者にみてもらうが、これはとても喜んでくれるだろう。制作的には反省事項は多い、ウクライナに支援をということはもう伝わりづらくなっているのは感じた。クラウン芸の楽しさをもっと打ち出すとか、クラウンパレードの趣旨をもっとかみ砕くとか、コメディアーダの意義付けをもっとわかりやすく訴えるとか、考えなくてはならない。ただ今日これだけ素晴らしい公演をやれたということ、これはもちろん三雲君を中心とした出演者のみなさんの力だが、これが見れた、見てもらったこと、これが大きかった。
公演後見てくれたお客さんたちの前で集合写真。お客さんたちは入場料を払っているのに、次々に募金箱にお金を入れてくれた。お客さんはみんな笑顔、笑顔。この笑顔だなとつくづく思う。

公演後は例によってパレード。しかし本当に見事なくらい、人がいない。今日はこういう日なのかもしれない。
三雲君とこうじ君、メランコリー、受付のふたりと駅前の中華屋で軽くうちあわげ。こんなことをするのも何年ぶりなのだろう。
帰りの電車が一緒だった受付を手伝ってくれた人が、気心がわかる人たちと一緒に仕事できて、楽しかったとしみじみ言っていた。確かにと思う。
21時過ぎに帰宅。
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