デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

石巻学5号ちょっと立ち読み

2020-09-05 17:05:14 | 石巻学5号
石巻学5号は4号より50頁の増頁となっております。
縦に置くと、厚くなったことがよくわかると思います。


石巻学5号のためにドリアン助川さんが書き下ろしで小説を書いてくれました。舞台は石巻の門脇、津波の被害が一番大きかった地区です。小説にはドリアンさんが震災後門脇を訪れたときにとった写真も掲載されています。
石巻出身の芥川賞作家辺見庸さんと一緒にひとつ屋根のしたで暮らした大谷尚文さんの回想も初めて公開される貴重な記録です。
13歳の少女が書いたメルヘン小説にはイラストも加わりました。
読みごたえのある一冊になっています。
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On achève bien les Anges – Elégies

2020-09-05 14:55:48 | 観覧雑記帳
サーカス学会理事の山田さんが「ジンガロ」の傑作ですという話しを聞いて、無料配信最後になった9月4日に観覧。面白かった!室伏鴻との息詰まるようなストイックなパフォーマンスから一転、楽しいショーを見せたい、やりたいという姿勢に貫かれていたように見えた。最初のルオーのクラウンの絵のなかにいそうなクラウンメイクをしたバンドの客寄せ演奏から心踊ってくる。素晴らしい導入。そしてこのバンドが繋ぎながら、まさに馬芸の万華鏡ともいえるようなさまざまな馬の芸(みんな素晴らしいものばかり)をこれでもかこれでもかという勢いで、存分に見せてくれる。最初に空中芸とのからみがあり、そのあとも人間によるサーカス芸が馬たちを背景に演じられる。それが実にテンポ良く、またバンドのさまざまな曲の演奏によってめりはりが効かされ極上のショーになっている。途中日本のベタ歌謡曲(聞いたことのない曲だが、あれはなんだったのだろう)をバックにした馬の騎乗演技もあって、とにかくバラエティーに富んでいた。白い煙につつまれたステージを鞍をつけていない馬が疾走して、ステージを横切りはけていくシーンは美しかった。馬が演出家の意図をのみこみ、調教師の指図を聞くというよりは、自分の意志で疾走しているように見えた。もしかしたらこうした動物と人間の関係が、サーカスの最高の姿なのかもしれない。
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澤田さん著者インタビュー

2020-09-05 10:19:39 | デラシネ日誌
今日の読書欄に澤田さんの著者インタビューがでるというので、起きてすぐに朝刊をみる。出てた、出てた!なんといい記事なのだろう。澤田さんが書きたかったことのエキスを見事に抽出、そして締めの言葉の素晴らしさ。この言葉は永田キングと彼を発掘した澤田さんへの最大のオマージュであった。
今日は浜空碑の掃除の日。ずいぶんきれいになった。あとはこれからの台風シーズンをどう乗り越えるかだな。事務局長の報告で入院していた最後の浜空隊員石毛さんが無事退院したことがわかる。なによりである。
南部市場で買物して帰り道に澤田さんから電話が入る。今日の記事で電話が何本も入っているという。いい記事だと喜んでいた。
お孫ちゃんを寝かしているときに、福田さんから着信。あとで電話すると、やはり朝日の記事をみて、いい記事だった、あの最後の締めの言葉良かったねという感想。元気そうだったのでほっとする。本人曰く、よたよたしながら元気、「よたげん」なそうである。
石巻学の表紙をデザインしてくれた西山さんに今回もまた素敵な表紙をつくってくれてありがとう電話。思っていた通り、吉増さんの表情とあの直筆の字が素敵だったのであの写真を表紙にもってきたということだった。本読みの西山さんが、今回の石巻学、とんでもないくらい、いい内容になったですねと感想。これはうれしい。とにかくがんばろう。
今日のお孫ちゃん、なにか声をあげるようになったのと、笑ったように思えるときのあとに泣きだすことが判明。娘もだんだん母親らしくなってくる。
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