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デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

石巻へ

2019-09-17 07:55:14 | 石巻日誌
七北田川をウォーキング。空にはうろこ雲、そして稲刈り前の田んぼは黄色に染まっている。秋の気配濃厚なのだが、気温は朝から高め。昨日はきつねに驚かされたが、今日は野ネズミに威嚇されびっくり。小さいのに鳴き声を大きく、こっちを見て盛んに威嚇してくる。
家を出る前におやじが十八浜に帰りたいとぽつんと一言。こんな言葉初めて聞いた。
昼過ぎ石巻着。久しぶりにかのまたやでうどんを食べてから元気市場の2階で漂流民の会の理事さんと打合せ。途中これから会う人とばったり、車から声をかけられる。ほんとうに狭い街である。
ホテルで一休みしたあと、19時から居酒屋でこの前の鯨と斗う男上映会の時手伝ってもらった人たちとご苦労さん会。と言っても飲むのは自分ばかり。話しをしていてアィディアがひとつ浮かぶ。


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家籠もり

2019-09-16 09:02:41 | 石巻日誌
昨日仙台入り。七北田川沿いをウォーキング。途中雨が強くなってきたのでショートカットしていままで通ったことのない道に出ると、茶色い獣が立ち去る姿を目撃。きつねである。間違いなくきつね。このあたりで野生のきつねを見るとは・・・秋保神社で雄勝法印神楽をやるというので見に行くつもりでバスの時間を調べていたらどうしても帰りのバスがないことが判明。かなり奥地のようでタクシーとかもないかもしれない、行くのを断念。今日神楽で明日から石巻となると、家にほとんどいないことになる、まあ良かったのかもしれない。
連載のヤクーツク編の原稿をブラッシュ。ほぼ80%できあがる。
今日は休肝日にして食事は老人用のチンおかずがあったのでそれを試食。味気ないがこういうのもありかもしれない。おやじはほとんど残す。
「バックトゥーザフィチャーⅡ」を見る。舞台は2015年、空を車が飛んでいた。覚えているシーンがなかったのはカットされたためだろうか?



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みちのくサーカス旗揚げ公演

2019-08-04 14:56:39 | 石巻日誌
荷物を片づけ、11時過ぎに民泊先から出発。3日間お世話になり、後半はほとんど自分の家のように気ままにすごさせてもらった。12時半ぐらいに鮎川のくじら祭会場に到着。3年連続の訪問になる。二年前は出来立てほやほやの「石巻学」3号を70冊持ってきて販売。全部売るぐらいのつもりでいたが、24冊(しかも執筆者が15部購入)という結果にへこんだもんである。そして去年はお手製の募金箱を持って来たのはいいが、その朝ぎっくり腰になってしまい、しかも募金箱に寄付してくれたのは2名だけという結果にもへこんだもんである。今回はその意味では気が楽かもしれない。会場に到着したときちょうど大好きな七福神の踊りが始まった。婦人会の皆さんのしぶい演技には結構はまっている。無料試食を3品食べ、めかぶそばとつぶ飯も食べて朝飯昼飯をすます。めかぶそばが300円というのには驚いた。きわめて良心的な値段付けはこのお祭の特徴かもしれない。ご当地アイドルとかいうジャリタレのあざとい復興支援パフォーマンスには正直うんざりする。東京オリンピックを応援するという歌ではお客さんに日の丸の小旗は配布。これは敢然と拒否。この娘たちは他の演技をやっている最中も客席を走り回って募金だかなんかをしたり、グッズを販売していたが、舞台でやっている人たちに失礼だろうと、腹が立ってきた。
3時半からみちのくサーカスのパフォーマンス。この前にご当地出身のアニソン歌手のショーのあとということで、歌手の応援団がごそっといなくなるというかなりきつい状況の中での出演というのはちょっと気の毒だったが、30分のショーをよくまとめていたと思う。つながりは初めてということでぎくしゃくしたところもあったが流れは悪くなかった。後半から結構受けていた。もう少し場数を踏めばいいものができる手応えを感じる。
公演後仙台に戻る彼らの車に便乗させてもらう。仙台駅に着いて、ちょうど始発のやまびこに間に合う。福島をすぎてさあ寝ようかと思ったところで突然車内が真っ暗になりすべての携帯の警報がなり始める。緊急地震速報だった。まもなく地震発生のため緊急停車という車内アナウンス。ネットで情報を探すと福島沖で震度5弱の地震という。気になったのはくじら祭のこと。まもなく19時半から花火大会が始まるはず。これだけ強い地震だと津波のことも心配になる。MCをしていた知り合いにメールで問い合わせ。まもなく大丈夫との返事。新幹線も10分ほどで電気がつき、まもなく運転再開とのアナウンス。大事には至らなかったようでなにより。電車はおよそ20分ほど遅れて東京着。大きな被害もなかったようだ。なによりであった。
自宅には22時過ぎに到着。二階に行ったらまるちゃんが脱兎のごとく走り去る。妻の話しだとこの2、3日はほとんど2階で過ごしているらしい。シャワーを浴びて、24時前に就寝。いろいろあったがなんとかかんとか終わったなという感じであった。

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祭りのあと

2019-08-04 09:33:15 | 石巻日誌
昨日はかなり飲んだようだ。いつも6時に起きるのに8時過ぎに目が覚める。11時スタート、本間さんの招きに行くと、合流する予定だった慶応の学生たちはおらず、その代わりなんと漂流民の会の副会長の平川さんとばったり。なんでも宮城歴史保存ネットワークの人たちと自分たちが保存活動に関わったところを見学するツアーの途上という。本間さんのところで遅い朝飯と昼飯を兼ねたやきそばとおにぎり。このおにぎりが味噌おにぎりで美味かった。
13時前に南浜つなぐ館で武内さんと合流、慶応の学生たちがやってきて若い武井君という石巻に移住してきた若者の案内で施設を見学、そのあと門脇の集会場にうつり武内さんの話しを聞く。慶応の学生は熱心にメモをとりながら話しを聞いていた。このあとコーヒー館で知り合いの記者とコーヒー飲みながら打合せ。映画の話しをママさんとしていると、祭のあとじゃないが、終わったな、いいことやったのかもという思いにかられる。車で送ってもらって宿泊先へ。主人は今日は友人たちと飲み会ということで自分はお留守番。近くの居酒屋で簡単な食事。そこそこ美味しかったが冷房がないのにはまいった。コンビニでハイボールを買って部屋でラグビーのトンガ戦を後半から見る。松島と福岡がバックスで入ると得点力があがる。いい試合だった。
23時過ぎにご主人さまがご帰還。ここでまた飲み直し。いよいよ明日で横浜に戻る。まるちゃんに会える。

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鯨と斗う男上映会

2019-08-02 21:00:51 | 石巻日誌
10時会場入り。家を出るときにトラブル。鍵がないという。最近自分もこういうことが多いが、自分を疑えということで、ありえないところにあるのを発見。ただやはり最後の最後まで気をつけないということだ。会場に入って、まずはスクリーンの設置と椅子並べ。撮影部隊が来る前にミニストップまで行ってコピー。11時過ぎに会場に戻ると撮影部隊が到着、プロジェクターの調整。12時前からお客さんがやってくる。受付をつくって対応。当日券はそんな売れないという読みだったのだが、とんでもない。各回30枚ぐらい売れた。席を100用意していたが開場してから出足好調で席を増やす。一回目め一番多いとは思ったがこれほど集まるとは思わなかった。そして13時、上映前に挨拶、こんなにたくさんのお客さんに来ていただきといいかけたところでうるっと来てしまった。ただお客さんにはわからなっかたと思う。上映が終って客電をつけにいくために入り口前で待っていると大きな拍手が聞こえた。そして客電をつけると帰りがけにたくさんのお客さんから「良かった、ありがとう」と声をかけてもらう。思いもかけない反応だった。うれしかった。やって良かったと思った。ここでまたぐっときてしまった。このあと取材していた東北放送からインタビュー。ここでまたぐっときてしまう。こんなシーン使わないでくれるといいのだが。
2回目の公演も100人ぐらいの人がはいる。ここに高校の同級生がかけつけてくれた。卒業以来あっていないのだが、河北新報の記事を見て電話をかけてきてくれ、そしてわざわざ仙台からやってきてくれた。うれしいものである。
3回目も当日券がどんどん売れていく。これだけの人が来てくれて、また終わったあとみんな良かったと言ってくれのを見て、ほんとうにやって良かったなってつくづく思う。
見に来てくれた人にも手伝ってもらい撤収。みんなに助けてもらった。車で民泊先へ戻り、ふたりで打ち上げ。
ほんとうに良かった。会社をやめて一年、ひとつの大きな区切りになったような気がする。

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