goo blog サービス終了のお知らせ 

デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

山形にまた場ができた

2025-06-29 07:40:37 | デラシネ日誌
9時過ぎにチェックアウト、初めてホテルのオーナーを見たが、なかなか変な人だった。石巻駅のみどりの窓口で岡山行きの切符を購入。今回は木下サーカスの資料館と川尻の久蔵の墓参りという予定。
仙台に着いても暑いし、街ぶらするには荷物が重いし、サーカスまで時間があるので多賀城で降りて、東北歴史博物館に行くことにする。常設展しかやっていないが、なかなか充実していた。古代から昭和までを駆け足でという感じ、もうちょっと深い掘り起こしがあってもいいかという気もするが、遮光土偶などは実物で、このあたりで発掘されたものらしい。一番面白かったのが秋田の人形同祖神、なかなか迫力あるコーナーだった。このところ連日メールをくれるスノーショーのサーシャに写真を送ってあげる。

仙台行きの電車が20分ぐらい遅れる。サーカスは13時15分からということで焦って、会場のエルパークまで。
ぎりぎりに会場について、相澤さんご夫妻と合流、自分の勘違いでサーカスは13時45分から。エルパークは久しぶり、今日は台湾の台南市との観光協定を締結するというイベントのため、台南の物産展などをやるなかで、ここを拠点にコンテンポラリーサーカスをつくっているグループが15分のデモンストレーション公演をするというサーカス学会のやまだ君情報を見て、やってきた。男性ばかり7人ぐらいの編成で、主に椅子パランスの芸を中心にしたショーを見せてくれる。明らかに舞台が狭く、高さもなくやりにくそうだったが、椅子のバランスは迫力があった。コンテンポラリーらしいところをもうちょっと見たかった。
このあと相澤さんの車に乗せてもらって山形に向かう。ホテルにチェックインして一休み。今日の一番の目的白州以来の仲間斉藤朋のしごと展を見に、旧吉池病院へ。ホテルがある十日町が山形のいわば中心街、この通りに病院があった。

このすばらしい建物を保存しようという運動をしているスタッフさんの案内で邸内を見学。110年前に建てられた建物だが、実に細かいところにさまざまな工夫が施され、見ていてあきない。そしてそこに展示されている朋のやった仕事の写真やポスター、なかなか見応えがあった。
18時から朋とこの建物の保存運動をしている熊坂俊秀さんのトークショー。主に熊坂さんが展開してきた山形県内での景観を守った体験をもとに、いま展開している街歩きや、この建物の保存運動などについても語ってくれた。聞きながらプラスワンでぜひ話をしてもらい、石巻の人たちにこの活動を知ってもらいたいと思った。せっかく横浜から来たということもあって、なにかしゃべらせようということで、自分のことも話すことになったので、いま石巻でやっている場つくりの話をしながら、山形とつながっていきたいとコメントさせてもらった。このあと打ち上げに参加。熊坂さんや駅前でパントマイムをしているパフォーマーの人、女相撲の天童の近くでいろいろ活動している人たちと楽しい一夜を過ごすことができた。石巻に戻る相澤さんご夫婦とお別れしたあと、二次会ということで、熊坂さんの事務所でまた話の続き。1時すぎまでいろいろ厚く語り合えた。朋とplanBでコメディナイトをやっていた時のことを思い出す。朝までパフォーマーたちと熱く語り合ったものだ。どうも朋と一緒だと煽られ、また若くもないのに妄想にかられ、いろいろやりたくなってくる。まだそういう熱気が体内にあるということだ。それは熊坂さんのやっていること、やっていたこと、そしてこれからのことを聞いて、知って、かきたてられたものでもあった。9月にオンラインで結ぶかたちになるかと思うが、熊坂さんにプラスワンで語ってもらうことをまずはきっかけに、山形といろいろつながってやっていこうということになる。よくまあこんな遅くまで起きて、酒もしっかり飲んで、熱く語り合ったものである。2時ぐらいホテルに帰還。まだ身体はほてったままだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まちの本棚トークショー

2025-06-28 08:08:50 | デラシネ日誌
5時過ぎに起きる。おふくろは相変わらず。弟の話では穏やかになったというが、確かにそんな感じがする。
40分ほど七北田川沿いを歩く。今回はお客さん、弟がつくってくれた朝飯を食べて、パソコンをセットしてメールの返事など。
9時にデイサービスの迎えがくる。相変わらず出かける前までがひと騒ぎ。何を着るのかのあとは、白髪を隠すようにブラシで頭を梳かしてくれという。
11時過ぎに家を出て、バスで仙台に出る。今日の最高気温は34度と東京並なのだが、湿気がないのと風があるので、そんな暑く感じられない。
前も行ったヨドバシの地下の食堂街昼飯を食べて、メトロポリタンホテルのカフェへ。知り合いの新聞記者に頭を突っ込んでしまった案件について、説明、いろいろ意見を聞かせてもらう。そう簡単には記事にできないことはよくわかった。
東北ライナーで石巻に向かう。今日の宿は前回と同じく石巻宿、フロントに鍵がおいてあってチェックインする必要なしという。安いからいいか・・・
荷物を置いて、まちの本棚に向かう。途中パン屋で2割引きというのに釣られて、必要もないのにやきそばパンを買ってしまう。
17時本棚でトークショーのお相手のナンダロウさんと軽く打ち合わせ。トークショーの達人なので、おまかせするのが一番。
18時からトークショー。ナンダロウさんの見事なリードでそこそこ中身の濃いトークショーができたのではないかと思う。
何人かの方と名刺交換。またいい場になった。
そしてお楽しみの温州菜館での食事会。楽しかった。
これで今回のお仕事は完了。明日は仙台でサーカス、そして山形で斉藤朋のイベントへということになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡から仙台へ

2025-06-27 08:08:51 | デラシネ日誌
8時すぎに家を出る。今回は3泊4日の旅ということで、リックはそこそこ重くなった。東京駅は人でいっぱい。大人の休日倶楽部パスが使える期間ということもあるのだろう。はやぶさに乗って盛岡まで。
盛岡に着いて、まずは腹ごなしということで、駅の地下街を物色するが昼時ということもあっていっぱい、結局は前も食べた立ち食いそば屋で昼飯。ここのおばちゃんたちが実に元気がよくて気持ちがいい。そばも美味しい。
12 時半のバスに乗って、指定された中央公民館へ。ここで待っていてくれた方から取材。いろいろ資料を見せてもらいながら、松村太郎との不思議な縁の話を聞かせてもらう。
今回の取材でかなりのことがわかった。これでほぼ松村太郎に関する調査は終えることができたと思う。あとはどうまとめるかということになるかな。
仙台まで各駅で停まるはやぶさに乗って仙台へ。じっくり読みかけの本を読むためにわざわざ各駅にした。
仙台に着いて、ここでも立ち食いそばで早い夕食。
東仙台へ。、サーカススタジオでの3回目のサーカス学講座。今日はクラウンの話というか、ビデオ鑑賞会。
今日は8名の参加者。熱心に見てもらったような気がするが、ここでのサーカス学講座はしばらくお休みにした方がいいなあという感じを抱く。まだ必要とされていないというか、講座を開く意味がなんとなく見えてこない。
帰りはもんた君の車で実家まで送ってもらう。おふくろはすでに就寝していた。弟とちょっと話ながら、ノンアルで乾いた喉を潤してから、21時半就寝。さすがに疲れた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘンサイドの渡り鳥

2025-06-26 19:50:36 | デラシネ日誌
傘を持ってウォーキング。途中まで迷いつづけながら、鳥たちが見たくてベイサイドまで歩く。今日も鳥たちが群がっている。今日は前回よりは写真がよく撮れたとは思うのだが、姿をとらえることはできず。群れを撮影するのが精一杯。なんという鳥なのだろう。気になってしかたがない。Youtubeにアップしてみた。だれかこの鳥たちの正体がわかったら教えてもらいたいものだ。

11時前に家を出て、まずは横浜駅で降りて、眼鏡をとりにいく。どれだけ見えるようになるのか楽しみ。若干黒縁にしたのでちょっと見かけも違った感じ。遠くの方がしっかり見えるようになった。
お昼をどこにするのか西口の駅裏をうろうろ。このあたりはいままで入ったことがなかったところで、なかなか面白かった。結局はジョイナスの地下で味噌煮込みうどん。久しぶりに食べたが癖になる。大人の休日パスを今日から使えるようにしたので、JRをつかって上野に出てから地下鉄で浅草に向かう。銀座線の上野駅の改札内にカフェがあったので、ここで一休み。浅草はもう日本人がいれるところではなくなった。雷門付近は今日も外人だらけ。浅草は完全に外人観光客に占領されている。
六区に出て、東洋館に入ると、意外にお客さんがたくさんいて、それも全部日本人ばかり、なにかほっとする。
ここに入るのはたぶん初めて。今日は「ボードビル三昧」という会があるので見に来た。先日クラウンパレードにでてくれたナッチこと王子さん、ブッチイとビリ、それに山本光洋がいま一番力をいれているこうじとビリの三人組「笑うアミーゴ」が出演していた。後半がめちゃ楽しかった。お客さんの反応もよかったのでは。幸せな気分で小屋をあとにして、外人に占拠された浅草を足早に通りすきまた上野経由で帰宅の途へ。
19時前に帰宅。明日からの旅支度。今回は3泊四日なのだが、またいい荷物になっている。妻が仙台用と明日初めてお目にかかる取材者のために手土産を買ってきてくれていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよこれからが勝負どころ

2025-06-25 05:05:44 | デラシネ日誌
雨が降ったりやんだりの一日。ウォーキングはお休み。
いつも朝聞いている5時からのJWAVEの番組では一週間懐かしの音楽を聞かせるコーナーがあるのだが、今週はルルの「いつも心に太陽を」。この歌いいよな。気持ちのいい朝を迎えることができる。
相変わらず湿気がひどい。朝からクーラー全開。漂流民の会のニュースレター発送のセッティング。午前中雨があがった隙をみて、郵便局へ。いつものおじさんが別納の手続きをしてくれる。もっていくだけで済むからありがたい。事務局長としての最後の仕事ということになるかもしれない。
お昼はピザ。妻が韓国語の教室にでかけたあと、ネットフリックで、見かけていた「広場」を見る。それにしてもみんな殺されていくという凄惨な闇社会ものだった。やりすぎというか、殺しすぎ。
2時半前に家を出て、まずは図書館へ。予約した本を受け取り、昨日本屋で見かけた本をかりる。バスで横浜駅へ。
16時いつもつかっている中二階にあるカフェで、打ち合わせ。先日提出した原稿について、だめだしを受けて、原稿を戻してもらう。かなりしっかりダメだしをしてもらった。いつもながら気になっていたことを指摘してもらい、ありがたい限り。お盆あたりに戻すということになる。いよいよこれからが正念場、大事なところになる。岡山の講座が終わるまで何回か読んで、ブラッシュをしながら、あらたに取材もいれながらの作業となるが、がんばりどころなので、気を抜かずとにかく向き合っていかないと。
これからである。
18時前に帰宅。仙台で見せるビデオの整理。今回も金曜日、わりと急に決まった話なので、おそらくあまりお客さんは集まらないと思うが、こちらも気を抜かず、いいものにしたい。
100人チェロのドキュメンタリーを見ながら、夕食。サーカス学会のまさやん、見ていたかな・・・チェロを弾く少女がしきりに皿回しをしていたのだが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2025年8月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

バックナンバー