混沌なるおもちゃ箱

PCネタ時々家電、時折オカルトオーディオ批判?……最近は何でもあり。

『大馬鹿理論(Greater Fool Theory)』とは、何というか現状を表す、非常に的確な表現ですね。

2018-02-27 06:59:58 | 世相色々
現状の要約として、なんと適した表現なのだろうか……ビデオカード他諸々、色々な分野に波及しているのですが、正にコレだ。

そもそも、暗号通貨とは単なるトークンなのだ@wired.jp
https://wired.jp/2018/02/18/ico-cryptocurrency/


元来は、其処にサービスの利用権だったりの何某なり……を裏書きし、其処で初めて裏書きされた価値と対価を支払う意味が生まれるモノ。
しかし、現状では何も書いていない無記名の小切手帳(演算によるマイニングという処理で手間をかけ、印刷するわけですが)……しかも、振り出し主も書いていないので全くの無価値である……に、市場で大枚叩いて値段を付けているという異常事態と要って良いでしょう。

これがね?キチンとサービス他に紐付けされていて、例えば何ぞへのアクセス権(文中では、ストレージサービスの例を挙げている)だったり、アプリケーションのプロテクト(分散台帳技術によるコピーガード……既に研究が始まっている)といった正規の使い道はあるんです。

でも、現実の大部分はそうじゃない。
仮想通貨(通貨じゃ無いんだ、実のところ何も書いていない伝票に近い……しかも、ページ単位のばら売り?)を高値で買う奴を探しているに過ぎない。
これぞ、正に大馬鹿理論な訳……いやぁ、ぼかぁ、「暗号通貨ってのは単なるトークンというか切符の台紙みたいなモノ」と表現していたのですが、大馬鹿理論って一言で言い切ると凄く分かりやすいなぁ(笑

これが、サービスチケットとして、明確な価値を付けたなら、馬鹿げた価格変動の余地は無くなるでしょうが、逆に価値を担保するだけのサービスを提供できないとなれば、それは単なる数字の羅列でしか無い(いや、もちろん、有効期限を付けて期限を設けるとかはアリだろう)
価値を保証しても、実際の裏書きとなる資産を全く担保していなければ、そりゃ単なる詐欺で終わる。
懐かしのwinny、アレで当時遊んでいたオンラインゲームのアップデートパッチ(サーバが混雑して繋がらない)を落としていたのですが、あの効率性と群として稼働し続ける様相は面白かったですね(個人的には、掲示板システムの方が面白かった)
ふと思ったのですが、例えば仮想通貨の分散台帳の形で業務連絡他諸々を乗っけてみたり、そう言った形のセキュリティ技術として考えると将来の伸ばし方って有るだろうなぁ。

PS.
もちろん、ブロックチェーン故の処理の遅さ(Bitcoinを見れば分かる要改善部分)であったり、そもそも保有する演算リソースを上回る演算能力の暴力で殴られると、それこそ丸ごと乗っ取られるなんて所もありますが、その辺りについても要研究でしょう。

PS2.
誤字修正(藁
普段、これ以外でどれだけ、このマシンで辞書を汚染する文章が書かれているかといふもの(意図的に当て字するしね)

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1 コメント

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Unknown (誤字)
2018-05-11 02:46:42
性器の使い道
て何やねんw
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