でも、事前のブリーフィングでは200mまでの上昇テストって説明されていた気がするのですが何らかの問題が出たのかしらん?
ちな、元ネタとして@impress
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1203823.html
でもって、調べてみると宇宙でメタンは入手しやすいからメタン燃料化学ロケットや!ってのはちょっと違うと思うんだな。
何故かというと、化学燃料ロケットってのは液体水素って扱いが面倒で水素脆化の問題があったり、最も効率よく作る手段が天然ガスを改質して水素だけ取り出すとかそういうコストの掛かることなんじゃ無いかなと。
メタンであれば、天然ガスパイプラインから精製して純粋な物を取り出し、扱いやすい形に揃えることが出来るという所だろうと推定する訳です。
エンジンについても、何時ものビッグマウス(ラプターロケットエンジンについてのwiki)ぶちかましていますが、科学燃料で使えるのは恐らく内惑星系の火星が限界で、惑星系内(そう、地球や火星の衛星までなら良いけれど、更に外の巨大惑星なんか惑星系という概念が必要)の規模が巨大な外惑星系だと恐らく使えないし、木星系内で自在に動かそうと思ったら火星まで行けるレベルの宇宙船が恐らく必要となるかな?
なので、大掴みに言って低コスト化しつつ密度の高い化学反応推進ロケットが作りたいと言う要求が全てでは無かろうか(火星に行くのに、管理しやすいメタン燃料は楽だろう)
PS.
スペースXのエンジンって、マーリンの基本設計とかNK-33を元にしたリファイン(素材・作り方を現代アメリカナイズし制御しやすさに重点を置いた改良)ですが、ラプターの作りもそれを引き継いでいるのだろうか?