【あと……】性格的に、Mig29みたいな前線戦闘機なんだよねぇ……【用途に寄って微妙ってのも】

元来の設計的に、国土防衛用の持久戦向けの期待では有るんだけど。

安い！速い！軽い！【スウェーデン戦闘機グリペン】ウクライナ供与なるか？/米軍ラジオニュース


程度の差こそあれ、前進しつつ出撃基地を変えてゆく使い方に限れば運用リソースが少なく、多目的に使える戦術戦闘機（マルチロールとも）では有るのだ。
あくまで、A～D型までの話だけれども。

欠点として、E/F型で事実上の別物となるエンジン換装に機体規模拡大（で、別物の機体）でF-16E/Fの下位互換でありながらタマ数がない（E/F型増産でスウェーデンが前倒し導入＆戦後のウクライナへ一定数導入の紐付き必須＆チェコへのF-35導入前倒しでリースされている機体を回す位しても短期的に何とか20機回せたら頑張った？……自分の参照資料より置き換えが進んでいたら更に数は増えるけども）……なんせ、総生産数が300機くらいだもん（＾＾；

逆を言うと、後方のより整った地域から飛び立って広範囲で活動するF-16と組み合わせて、前線に近い地域で反復出撃を繰り返す前線戦闘機（旧ソ連式に考えるとMig29の立ち位置）であるグリペンE/Fって形で一定数の数が将来的に出ますよ的な立ち位置が実現できれば、「安い！速い！軽い！」な吉牛的立ち位置で運用装備の互換性も高い運用ができるって話になる。
ちな、元来のウクライナ空軍機って対地攻撃用のSu-25を加えても106機でしかなく、今後は大鉈（そう、汚職について大鉈奮って根切りにしないと予算積めても回らない）を振るって汚職追放に励まないと必要に迫られた規模拡大も覚束ないという世知辛くも頭の痛い話も付いて回るのだけれども。

ま、大規模に援助したんだから運用内容について精査し、汚職については取り締まり持ち逃げされた予算の回収（うん、決済から封じてしまえ）と汚職まみれのウクライナのテコ入れ（戦争犯罪をテコに腐敗の撲滅……復興需要のつまみ食いを許さずキッチリ利益確定を行う）もしないとね。


PS.
ちな、E/Fになろうとも本邦では……もうね、オールステルスで固めて、何処でも超音速巡航で長距離飛んで火力と優れたペイロードで粉砕するドクトリンに舵を切りつつあると考えれば、必要なときに必要な場所に全く届かない（いやまぁ、戦闘機の定数が800機とかなら別よ？数と基地の数で網を細かく出来るから）ので居ても意味が無い飛行機なんだよねコレって。

このあたり、カバーする範囲が広いので大型の重戦闘機でないと存在意義が無い（ま、我が国だと定数少なすぎて数増やすのとF-35Bって将来的に海に移管だよね）って需要も有るんだよね。
で、意外とこうした部分の類似性ってロシアがSu-27系列を主力に据えていて、Su-27系（爆撃機扱いのSu-34 60機も含めた極めて雑な区分）・Mig29系・Mig31（迎撃専用の空飛ぶミサイルランチャー）でざっくり雑に2：1：1といった感じの配備比率マイナスアルファ（空中砲兵的立ち位置の前線戦闘機を抜いて考えると）と需要の類似が見える気がするのだ。