先週末6日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
ウェルター級戦(12回戦):
バージル オルティス(米)TKO9回27秒 マイケル マッキンソン(英)
*一年ぶりの試合となったオルティスですが、ブランクによるさび付きはなかったようです。この試合前の戦績が、18戦全勝(18KO)と100%のKO率を誇るオルティスに対し、英国人のそれは22戦全勝(2KO)と、全勝は維持しているもののKO率は僅か9%。そのパワーの差が随所に現れた試合となりました。
試合開始早々からボディーを中心とした攻撃で、マッキンソンに迫り続けたオルティス。徐々に、徐々にライバルを追いつめていきます。8回終盤、左ボディーでついにダウンを奪ったオルティスですが、その回に仕留めきれず。しかし9回早々に同じパンチでダウンを追加すると、その後の攻勢中にマッキンソン陣営がストップを要請し、そこで試合終了。自身初の9回を体験したオルティスでしたが、パーフェクトレコード(全勝全KO)を19に伸ばしています。
2度目のダウンを喫する前、左足を引きずるような仕草を見せていた英国人。オルティスの猛烈の強打が、足にまできていたんですね。
今回の試合には、保持するWBOインターナショナル王座と、WBA王座への挑戦権が争われていました。あとは世界挑戦を待つだけとなったオルティス。下記は2022年8月11日現在の、オルティスが主戦場としているウェルター級王者たちとなります。
WBA(スーパー):エロール スペンス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:エロール スペンス(米/2)
IBF:エロール スペンス(米/6)
WBO:テレンス クロフォード(米/5)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/2)
日本:小原 佳太(三迫/2)
日本(暫定):小畑 武尊(ダッシュ東保/0)
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