6月16日の読売新聞によると
『ゲームソフト制作会社「コナミデジタルエンタテインメント」(東京)の社員関口陽子さん(36)が、「育児休業から復帰したら、不当に降格・減給された」として、同社を相手取り、育休前の処遇が受けられる地位にあることの確認などを求める訴訟を16日、東京地裁に起こした。
訴状によると、関口さんは育休取得直前の2007年~08年、海外企業を相手に、ゲームソフトの制作に必要なライセンスを取得する業務に携わり、海外出張なども数多くこなした。しかし、復帰後は、国内での事務を命じられ、月収は約20万円減ったという。
関口さん側によると、同社側は提訴前の交渉で、「降格ではなく、役割の変更。本人の健康や育児環境に配慮した」と説明したという。関口さんは「育児のためにキャリアを削らなければならないのは女性差別だ」と訴えている。
コナミデジタルエンタテインメント広報室の話「訴状を受け取っていないのでコメントは控えたい」 』
従業員が地位確認を求めて訴訟して、その結果勝訴しても、今後の自分の評価や職場環境や待遇を考えるとかなりリスクがあります。人事権は会社が持っているのですから。針のむしろに座らされているようなものです。紙面ではわからないようなことがあったのではないかと想像します。今後の動向を見守りたいと思います。
この記事では在職中の社員名が公表されています。本人へ執拗で悪質な嫌がらせやが無いことを祈っています。