連日、年金記録もれに関する記事が報道されています。記録もれの原因を説明するとこのような事です。
国民年金や厚生年金はそもそも別の制度で、届出窓口も違い、それぞれに年金番号を管理していました。転職や結婚で加入先の年金が変わり、複数の番号を持つ人がいます。中には、同じ厚生年金でも、転職ごとに年金番号の交付を受けていた人がいました。
国は、1997年に一人に一つの基礎年金番号を導入する際、現在加入中の年金番号を基礎年金番号としました。国は複数の年金制度に入ったことがある人に氏名や住所など必要事項を記入したはがきの返送を求めました。そのはがきに基づいて基礎年金番号への一本化(統合)を進めました。しかし、返送がなかった分だけ、そのまま「宙に浮いた年金記録」となったわけです。昨年6月段階でも一本化されていない記録は5095万1103件あるようです。
また、返送のハガキの問題だけでなく、社保庁の入力ミスで一本化されなかったものもあるようです。当時の会社の事務担当者の記入ミス(フリガナ、生年月日等)の例もかなりあるようです。
ただ、個人的には「ちょっと騒ぎすぎかな」という気がします。この問題は10年以上前から言われていたことなのですから。
年金をもらう際は、過去の職歴を社保で必ず確認(社保のコンピューターと本人の申告でチェックします)します。その時、複数あった年金番号は一本化されます。かなりの数の転職している人で、かつ年金手帳をそれぞれ交付してもらっている人でない限りは統合されるはずです。
現実的な対応として、転職や結婚で複数の年金手帳をもっている人もしくは、複数の会社に就職して不安な方は、年金手帳を持って最寄りの社会保険事務所(住所地や会社の管轄に関係なくどこの社保でも調べてもらえます)で調べたほうが賢明でしょう。ただし、連日の報道で、社保の窓口は相当な混雑が予想されます。郵送でも受け付けていますので、そちらを利用するか、騒ぎが収まるのを待ってから動くのも手だと思います。
いずれにしても、国はあてにならないし、与野党の議員も国民のためとかいいながら、自分たちの政党が選挙で勝つこと考えていないように見えます。マスコミ報道に惑わされずに冷静に対応してもらいたいと思います。
(参考:朝日新聞5月23日の記事を参考にしました)
国民年金や厚生年金はそもそも別の制度で、届出窓口も違い、それぞれに年金番号を管理していました。転職や結婚で加入先の年金が変わり、複数の番号を持つ人がいます。中には、同じ厚生年金でも、転職ごとに年金番号の交付を受けていた人がいました。
国は、1997年に一人に一つの基礎年金番号を導入する際、現在加入中の年金番号を基礎年金番号としました。国は複数の年金制度に入ったことがある人に氏名や住所など必要事項を記入したはがきの返送を求めました。そのはがきに基づいて基礎年金番号への一本化(統合)を進めました。しかし、返送がなかった分だけ、そのまま「宙に浮いた年金記録」となったわけです。昨年6月段階でも一本化されていない記録は5095万1103件あるようです。
また、返送のハガキの問題だけでなく、社保庁の入力ミスで一本化されなかったものもあるようです。当時の会社の事務担当者の記入ミス(フリガナ、生年月日等)の例もかなりあるようです。
ただ、個人的には「ちょっと騒ぎすぎかな」という気がします。この問題は10年以上前から言われていたことなのですから。
年金をもらう際は、過去の職歴を社保で必ず確認(社保のコンピューターと本人の申告でチェックします)します。その時、複数あった年金番号は一本化されます。かなりの数の転職している人で、かつ年金手帳をそれぞれ交付してもらっている人でない限りは統合されるはずです。
現実的な対応として、転職や結婚で複数の年金手帳をもっている人もしくは、複数の会社に就職して不安な方は、年金手帳を持って最寄りの社会保険事務所(住所地や会社の管轄に関係なくどこの社保でも調べてもらえます)で調べたほうが賢明でしょう。ただし、連日の報道で、社保の窓口は相当な混雑が予想されます。郵送でも受け付けていますので、そちらを利用するか、騒ぎが収まるのを待ってから動くのも手だと思います。
いずれにしても、国はあてにならないし、与野党の議員も国民のためとかいいながら、自分たちの政党が選挙で勝つこと考えていないように見えます。マスコミ報道に惑わされずに冷静に対応してもらいたいと思います。
(参考:朝日新聞5月23日の記事を参考にしました)