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ファストリ、「週休3日制」を一部導入 10月から地域正社員が対象(産経新聞)

2015年08月20日 | Weblog

ファストリ、「週休3日制」を一部導入 10月から地域正社員が対象

8月20日(木)の産経新聞によると、
『カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、週に4日働いて3日休む「週休3日制」を10月から一部導入することが20日、わかった。介護や子育てと仕事を両立させることや多様な働き方に対応する狙いがある。

 国内の「ユニクロ」約840店で働く転勤のない「地域正社員」約1万人のうち、本人が希望すれば週休3日を選択できる。来店客でにぎわう土日や祝日は原則出勤してもらい、それ以外の平日で3日休んでもらうことにする。

 労働時間を1日単位ではなく、週や月といった一定の期間でとらえる「変形労働時間制」を活用することで、1日8時間の勤務を10時間に伸ばすため、週休2日の場合と給与水準は変わらない。

 ファストリは地域正社員を現在の約1万人から1万6千人程度に増やす計画。人材確保や離職を減らし、採用した社員の定着率を高めるためにも新制度導入の効果を期待している。

 地域正社員への導入で一定の効果が見られたら、本部などに勤める正社員でも週休3日を選択できるようにすることも検討を進める。』

変形労働時間制を使ってメリハリのある働き方です。他の会社にも波及する可能性もあります。


在宅勤務、全社員誰でもOK 日数制限なし リクルート

2015年08月12日 | Weblog

在宅勤務、全社員誰でもOK 日数制限なし リクルート

8月12日の朝日新聞デジタルによると、
『リクルートホールディングスは10月から、在宅での勤務を日数の制限なく、約400人の全社員がだれでも選べる仕組みを導入する。管理職も可能で、育児や介護などの特別な理由がなくてもいい。柔軟な働き方を認め、多様な人材に働きやすい環境を整える。

 在宅勤務の導入は日本でも広がりつつあるが、日数制限がなく、全社員を対象とする制度は、先進的と言えそうだ。

 リクルートでは、在宅勤務を選んだ場合、会議など出勤が必要な場合を除いて、原則的に自宅など好きな場所で仕事ができる。社内の連絡は電話やメール、テレビ会議などで行い、1日に1回は仕事の状況を上司に報告する。』