最近の気になるニュース(人事労務編)

人事労務の情報を新聞報道等からチョイスしてお送りしています。さらに最近読んだ本やお気に入りの音楽を紹介しています。

ファミマ、年収2.2%上げ 1.5%定昇と賞与増額 (日経新聞電子版)

2013年03月07日 | Weblog
3月7日の日経新聞電子版によると、
『ファミリーマートは組合員約2700人を対象に2013年度の年収を平均で2.2%引き上げる。1.5%の定期昇給(定昇)に加え、賞与を12年度より増額する。すでに労使交渉で妥結しており、ベースアップ(ベア)は実施しない。
 上田準二会長は上げ幅について「政府の物価引き上げ目標の2%を上回る水準にした。賞与は業績にかかわらず増やす」と説明。同社は昨年、ベアを実施しており、定昇と賞与を合わせ年収を3.5%引き上げていた。
 流通業界ではセブン&アイ・ホールディングスがグループ54社の組合員など約5万3500人を対象にベアを実施すると発表。ローソンも社員約3300人のほぼ全員の賞与を増額し、年収を3%引き上げる。甘利明経済財政・再生相は5日、閣議後の記者会見で「いい流れになってきた。次はファミマに期待している」などと語っていた。』




餃子の王将に賠償請求=「長時間労働でうつ病」-京都地裁

2013年03月05日 | Weblog
2月5日の時事通信ニュースによると
『「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」(京都市山科区)の舟坂一さん(27)=休職中=が5日、長時間労働でうつ病になったとして、同社に休業損害や慰謝料など約2300万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。
 訴状によると、舟坂さんは2010年1月以降、正社員として京都府内の店舗で調理などを担当。うつ病発症の直前6カ月の時間外労働は、1カ月あたり平均約135時間だった。さらに、1日10時間を超えた分の労働時間は賃金に反映されない仕組みで、サービス残業が常態化していたという。
 舟坂さんは体調を崩し11年4月以降は欠勤。京都南労働基準監督署は昨年、長時間労働などとうつ病発症との因果関係を認め、労災認定した。舟坂さんは「自分と同じ働き方をしている人は他にいる。会社に職場環境の改善をしてもらいたい」と訴えている。
 原告側の佐藤克昭弁護士は「全国の外食チェーン店で、社員や店長の恒常的な長時間労働を当然視する実態があり、看過できない」と指摘した。
 王将フードサービスの話 訴状を確認できておらず、コメントを差し控えたい。』