3月31日の時事通信社によると、
『厚生労働省は31日、企業から採用内定を取り消された今春卒業予定者が1845人(23日現在)と、前回調査(2月19日現在、1574人)から271人増えたと発表した。また、内定を取り消した企業として、電子部品製造の小松ライト製作所(大阪府吹田市)、システム開発のジー・イー・エヌ(北九州市)の2社を公表した。社名公表は今年1月に導入された制度で、今回が第一弾。
取り消し件数は、全国のハローワークが確認したもの。内訳は大学などが1501人、高校が344人。取り消した企業(支社レベルなどを含む)は404社で62社増えた。
一方、企業名公表は(1)事業活動の縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない(2)同一年度内に10人以上を取り消し-など5項目のうち1つでも該当した場合が対象。小松ライト製作所は21人、ジー社は20人の内定を取り消した。』