11月15日(土)のスポーツ報知によると、
『来年4月にアナウンサーとして日本テレビに入社予定だった東洋英和女学院大4年生の笹崎里菜さん(22)が、ホステスのアルバイト経験を理由にした内定の取り消しを不服として、同局を相手に起こした「地位確認請求」訴訟の第1回口頭弁論が14日、東京地裁で行われた。日テレ側の代理人は欠席したが、請求の棄却を求め、争う姿勢を示した。次回以降、具体的に反論するという。
訴状によると、笹崎さんは昨年9月に内定通知を受けたが、今年3月、人事担当者に母の知り合いが経営する銀座のクラブで短期アルバイトをしていたことを伝えたところ、5月に内定取り消しを通知された。「高度の清廉性が求められるアナウンサーにふさわしくない」「セミナーで提出した自己紹介シートにアルバイト歴を記載しなかったのは虚偽申告に当たる」という理由だったという。
笹崎さん側は「ホステスに清廉性がないというのは独自の偏見だ」などとして、来年4月に同局に入社する権利があることの確認を求めている。代理人の緒方延泰弁護士は「なるべく円満に解決できるように非公開の中で事前折衝を行ったが、日本テレビさんが『仮処分の決定が出ても従わない』と言ったので、やむなく本訴に至った」と説明。同局側の代理人の都合で次回弁論が12月から来年1月15日に延期になったといい、「来年4月の入社に間に合わない。配慮していただきたい」と要望した。』
アナウンサー志望の大学生が、内定先のテレビ局を訴えること自体驚きでした。
当然マスコミやネットが騒ぎます。
裁判で勝ったとしても、今後本人は相当の重荷を背負うことになると思います。
それを考えると、複雑な気持ちです。