最近の気になるニュース(人事労務編)

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最近のセクハラ報道から

2007年04月17日 | Weblog
大学教授のセクハラの事件が最近多く報道されています。
①4月17日の産経新聞によると、
『中央大学(東京都八王子市)は16日、担当する女子学生にセクシュアルハラスメントをしたとして、3月31日付で文系学部の男性教授を諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。女子学生が昨年、学内の相談窓口に被害を訴え大学の委員会が調査。女子学生や教授から事情を聴き、教授のセクハラ行為を認定した。セクハラ行為は1回とみられるが、嫌がらせ行為も見受けられたため諭旨解雇としたという。』
②3月27日の朝日新聞によると、
『京都大大学院人間・環境学研究科の60代の男性教授が女性研究者にセクハラ行為をしたとされる問題で、京都大は27日、この教授を停職6カ月の懲戒処分にした。教授は大筋で事実を認めているという。大学によると、教授は05年12月~06年9月、学外で複数回にわたって女性の体を触るなどのセクハラ行為をしたという。』
③3月27日の朝日新聞によると
『同志社女子大(京都府京田辺市)は27日、学芸学部の当時の教授(61)が昨年7月、指導していた女子学生にセクハラ行為をしていたと発表した。元教授は学生が大学に相談した直後の同年11月に健康上の理由で退職し、懲戒処分は受けていない。
 大学によると、元教授は昨年7月に学生をドライブに誘い、大津市内の駐車場で抱きついたり、キスを迫ったりした。学生が同年11月14日に学生課に相談した直後の同月22日に退職願を出し、同30日付で退職した。元教授は昨年12月、学内の調査に対し事実関係を認め、大学が今年3月にセクハラ行為と認定した。』
④3月23日の朝日新聞によると
 『名古屋大学は23日、女子学生にセクシュアル・ハラスメント行為をしたとして、大学院生命農学研究科の男性助教授を24日から15日間の出勤停止とする懲戒処分にしたと発表した。同大によると、男性助教授は昨年5月17日、指導している女子学生に対して、学内でセクハラ行為をしたという。「女子学生の要望」として、詳細を公表しなかった。ほかに、学生に対しアカデミック・ハラスメント(教員の地位を利用した嫌がらせ)をしたとして、大学院環境学研究科の教員を訓告とした。』
大学は教授と学生という師弟(?)関係ができあがるため、セクハラの温床になりやすいのかもしれません。教育者以前の問題で人間的に問題あり?