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「フリーターも悪くない」過去最低に 新入社員意識調査

2007年04月25日 | Weblog
4月25日の朝日新聞によると、
『「若いうちならフリーターも悪くない」と考える新入社員の割合が3割を下回り、過去最低になったことが25日、社会経済生産性本部の意識調査でわかった。企業がバブル期を上回る新卒の積極採用に転じるなかで、若者の正社員志向も強まっているといえそうだ。
 「フリーター生活も悪くない」との回答は26.4%で、前回06年の調査から6ポイント低下。フリーターに肯定的な意見は90年は53.7%あったが、半減した形だ。
 「今の会社に一生勤めたい」と希望する人は過去最高の45.9%に達し、「チャンスがあれば転職してもよい」の34.4%を大きく上回り、終身雇用への回帰がいっそう強まった。』
 フリーター謳歌の時代は終わりましたことを象徴する記事だと思います。企業側は採用の際、フリーター経験はマイナスに作用するようです。バブル崩壊で企業は採用を減らし、その結果、若者は正社員になる道が閉ざされました。今の30歳前後の人たちは就職難で、時代に翻弄されている感があり、気の毒な気もします。時代に振り回されているという意味では、団塊の世代にもいえるかもしれません。