完全武装？で。

風が冷たくて作業をするのに上下の防寒着を着こみイノシシの解体を始めた。
大きいが脂が無いので丁寧に剝く気が起こらず雑な剝き方になる、そのせいで２時間余りで剝いてしまう、後は夜台所で小分け作業をすればよい。
足や腹、首の辺りの傷んだ部分やクズの肉を生で犬達の散歩時にやる、大鍋一杯を３匹が全部食べてしまう、これで今夜の寒さも大丈夫だろう。
今日は少し疲れたので早く片付けて寝よう、明日は病院から帰っての巡回なので３時間遅れになるが連日は無いだろう。
ま、ボチボチ行こう。
明日主治医の先生には前に捕獲した少し脂のある良い肉を届けよう。

大きいのに脂無し。

（用心深い雌が近くまで来て居るのに・・・・・・）
今朝もほぼ定刻に巡回に出る。
峠の期待している罠には異変なし、たまには来ていると思うのだが掛からない。
次に走った谷は１週間ほど前に設置した罠だが見て回る足元がじゅるいので３０ｍ離れた所から覗いていた、今朝は何かを感じ罠の確認に行く。
すると一部土が掘れているのだがイノシシが見えない、藪を避けて遠回りして覗くと大きい奴が倒木に寄りかかりもがいていた。
罠の掛かりが悪く大きい爪２本に成って居るのが分かったのだがワイヤーがもつれてわしへの突進は出来ない態勢なのでナイフで処理が出来た。
大きいオスだが脂がまるでついていない有害駆除に貢献できただけです。
年末のこの時期に脂が全然無いのは辛いなあ、せっかくの肉なのに残念だ。
横の池に浸けて置き残りを見て回るも、昨期から狙っているメスが罠の２０ｍ横の池で昨夜ヌタ浴びをしてわしを笑っていた以外にはイノシシの気配なし。
イノシシが重いので釣りの先生に応援を頼もうと思ったのだが生憎今日は今年最後の？磯釣りに出かけているようで作業用の軽トラが所定の場所に止めてあった。
仕方なく巡回後に一人で車まで引きずり乗せて帰宅。
甲浦釣りセンターの女将から肉のお礼の電話が有った今度アオリイカを釣りに行くと会えるだろう。
明日は脳外の問診日なので犬達の散歩のあとで午後から解体しよう、脂が無いのに嫌だなあ、寒いし、あああ・・・・・・・。

（ワイヤーが絡まり自由が効かず）

（体中が泥まみれになっていた）