中島鳥山の猟(漁)日記

日本犬でヤマドリ猟をしてグレ・アオリイカ釣りも楽しんでいる自称田舎猟師もどきの日記です。H20年から猪の罠猟にも挑戦中。

イノシシの生息数。

2013-08-06 19:08:54 | Weblog
鳴門市でイノシシの被害が出て来だしたのはここ15年程だったと思う。
元々徳島県では吉野川を挟んで北側の香川県に跨る阿讃山地にイノシシは生息していなかったのだがイノブタ系が増殖して
今に至っている。
近所にもかなり居たのだがわしが行く猟場では淋しくなっている。
生息数の多い所ならイノシシの捕獲数も桁違いに増える事でしょうが当地の様に既得権?をかざす悪徳官僚や政治家の様な猟師が多い地区では行けば獲れても行けない事情が有る。
まあ、これはどこともよく似たものですが・・・・・・・。
それでもイノシシの多い地区の農家は被害で困っているだろうから退治するに越した事はないのだが。
そんな事を考えながら夕方の山道を歩く。
思ったより風が強く涼しい。
姫が右の山を気にして時々立ち止まり上を見上げている。
少し上へ廻り昔の猪道から犬を入れようと入り口へ誘導して行くと、入り口に生茂る草群に少しだがイノシシが歩いて付けた泥が白く乾いている。
「おおっ、やっぱりここ通っとるか」
イノシシが生息しているのならイノシシの通る道はあまり変わらないので回数は少なくても通っている様だ。
ただ、罠を設置しても10日に一度程度しか歩かない道では捕獲まで日にちが掛ります。
せめて3日に一度位は通ってくれないと捕獲数は増えません。
夕方見つけた形跡の本人(イノシシ)を獲るには苦労しそうです。
で、犬達を追い込もうとしてもクロが少し入っただけで他犬は行かず、クロも直に引き返して出て来た。
姫は何を気にしていたのだろう?。
夕方は珍しく涼しい散歩であったが無事帰宅。
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たまには刺激も。

2013-08-06 07:24:25 | Weblog

寝不足で頭がすっきりしないが鼻黒も車に乗ったので西の大谷へ走る。
6時前なので猟犬(洋犬)をカブで散歩させているのと合わないかと気になるが時間がずれていたようで合わず。
谷の中間で車を止めて犬達を降ろす。
農道脇をイノシシが漁っている。
すぐに谷の東で犬が吠える。
イノシシの様だ。
チビまでが谷を越えて対岸へ行く。
鼻黒も入れて3匹位がイノシシに吠えているのだが近付いて吠える声の迫力では無い。
遠巻きで吠えている感じである。
以前居たイノシシに強い犬が2匹居なくなっているので瓜坊以外には噛み付いていかない。
相手は40kg以上なのであろう?。
イノシシのブウが聞こえたのでカメラを構えて様子を覗うがこちらへは出て来ず。
犬達も5分で諦めて戻って来る。
まあ、いきなりイノシシに出合うとはやはり裏山よりは刺激が強い。
蚊やマムシ程度が怖くて山へ入らないようでは自称猟師が名乗れるか?。(好きではないが)
奥へ進むとかなり大きな穴を掘っている。
この辺りに一つましなのが居るようだ。
下から車が来る、一番奥の畑の持ち主で早朝から仕事をするそうだ。
犬好きな人で良かった、チビが擦り寄って挨拶をしている。
別れて詰めまで上る。
右上でヤマドリの羽音と鳴き声も聞こえたような気がした。
15m前の姫とクロがその方向へ走り上がる。
チビは下に居る。
再度羽音がして雑木をぬいながらヤマドリのメスが頭の上3mへ来た。
「おっ、居ったか」
何と最初に出したのは野良の鼻黒である。
ヤマドリ猟に使えると見込んで飼い慣らしている途中なのだがわしの見立ては間違っていなかった。
経験を積めばかなりのヤマドリ猟犬になるだろう、捕まえられないのが惜しいなあ。
戻った犬達を誉めてやり山を降りる。
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