キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

横浜ワインコレクション2009夏の試飲会

2009年06月28日 | Weblog
いよいよ“横浜ワインコレクション2009夏の試飲会”が迫ってまいりました。ついては恒例になっております来日メーカの紹介をいたしたいと思います。先ず今日は、全員の名前を羅列してから、久し振りの来日になる、シャトー・スオウのモニクについてご紹介しようと思います。

今回は7社7名が来日いたします。イタリアからは3社、初来日のカッシーナ・アデライデの販売部長シモーネ・オルターレ、バローロのメーカーです。既にお馴染みになりましたペスカイヤのオーナー醸造家、ジョゼッペ・グイド、フリウリからブレッサンのオーナー醸造家フルヴィオ・ブレッサン、フランスからは3社、ボルドーのシャトー・スオウ、女性オーナーのモニク・ボネ、シャブリのメゾン・オリヴィエ・トリコンのオーナー醸造家オリヴィエ・トリコン、南西地区ドメーヌ・タリケの輸出部長、イチエ・ブチャール、加えていささか来日過多気味ではありますが、スペインはカタロニアからヴァルファルモサのアジア地区担当部長ジョナサン・スロスベルグ、以上です。

さてモニクですが、昨年秋にシャトーを訪れ、ここのところ低迷しているシャトー・スオウの売上をV字回復すべく、セカンドワインであるシャトー・ムベールを数を頼る市場へ、オントレード向けへはキュヴェ・プレステージを、そして最終商品であるキュヴェ・タカについても240本だけですが取り扱うことにいたしました。うちは営業力が無いから、試飲会に来て売ってくれとお誘いしたのですが、1月の試飲会の飛び地は沖縄で既に二年前に来ており、7月の札幌の時がいいなんて仰いまして、結局今回の参加になったわけです。親友のオリヴィエ・トリコンもついてくることになり、二年前の沖縄以来久し振りに二人揃っての来日になります。

数年前に元気だったお母さんを亡くし、つい最近お父さんもお亡くなりになりました。マザメの実家へ行った折、お父さんの山荘で一緒に釣りをした事があり、お二人とも良く存じ上げているだけに、その訃報を聞いたときは私も悲しみにくれました。モニクに最初に会ったのは、1989年のパリ・ヒルトンホテルで行われたワイン・コンヴェンションの時だったと記憶します。最近目立つようになって来た私の白髪をなでて、タカも年を取ったなあなんてしみじみ言っておりますが、初めて逢ったとき彼女もまだ20代、若くて美人でした。今はもう見る影もなく、これ以上口に出していえないくらいで、ええ。お互い老眼鏡の自慢なんかしているくらいですから。

2005年シャトーを訪問した折、樽醗酵をしていたスペシャル・キュヴェが今回の試飲会の目玉になるキュヴェ・タカです。あれ以来このクラスのワインを造っておりませんので、2005年はスオウのあるプルミエ・コート・ド・ボルドーでも特別な年であったわけです。先日開けて飲んでみましたら、梅酒のような濃厚なプラムの風味が爆発して、矢張りいい年に丹精を込めて作り上げたワインは凄いもんだなあと感心いたしました。これ一点を目指して試飲会にお越しになっても、満足できるだけの事があると思います。



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