キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ルールに拠って面白くも詰まらなくにもなる

2024年08月02日 | Weblog
昨夜は柔道の中継が今までと違うパターンだったので、色々な競技を観たが、卓球の張本の試合が凄かった。
卓球は集中のゲームなので、観ていて疲れてしまうのであまり好まない。
他人事に神経を集中させるのがバカバカしく、どうせなら私事の機会にそれを使いたいと思うからで、生きてゆく上でその機会は多い。

元々柔道って人を殺すための技であったから、スポーツにするのには危険を軽減させる必要があったけど、ここ何日か観ていて、投げた後、力なく相手の背中を畳に押し付ける動作が、何だか馬鹿々々しく思えてね。
路上であれば相手を投げて頭から落とせば、相手は死ぬか重傷を負うことになる。
立ち技の関節と〆が禁止されているのは、怪我を防ぐためなのだろうが、これはそうするべきと思うけどね。

一昨日の内股が技ありにもならなかったのは、あの技は基本的に受け身を片手で畳を叩いてとるので背中を付かない、そのため両手がつかない場合は、技と認めないとルールブックに書いてあると鈴木監督が説明した。
注意三つで負けになるルールは、一時、何もしないで時間を稼ぐような詰まらない試合が多くなったことの改善策として酷く有効だなと思う。
ルールって、やってみないとどうなるか分からないことが多いのは法律と同じだが、新ルールに対応して選手やコーチが巧い手を考えるのだが、大体ケチな方に引っ張られる。
そして昨夜、男子の3位決定戦と決勝戦で同じことが起こったのに、審判の判断が異なった。
これも拙いよね。
柔道の魅力が最大に発揮されるようなルールになるまで改良を重ねて欲しいね。
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