キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

あれから30年

2024年09月01日 | Weblog
この台風10号ってのはしつこいね、結局一日中降ったりやんだりで、如何も台風の雨って感じだったな。
何時降るか分からないので諦めて一日「日本外交の劣化」を読んでいた。

昼は妻が近所の生協へ買い物に行き、何だか海老と〆鯖を買って来て、自分で酢に漬けて置いたサーモンを使って押し寿司を作った。
押し寿司に合わないなと思ったが蛸の押し寿司もあって驚いた。
鮪は握ればいいのに刺身だったで、酢飯と一緒に喰っていたが、海苔をもらって鉄火巻きにして食べたら格段に美味かった。
押し寿司は海老が一番美味かった。

「神椅子」はそれほど読書にいいとは思わないが、それでも今までで一番いいかな、椅子の問題と云うより、体重過多が原因で尻が痛くなるのかも知れない。
ソファーを敷いたり角度を変えたりして試行錯誤を繰り返しながらも、7,8時間は座って本が読めたので、良しとするべきなのか。

雲の動きをみて、先ずは風呂に入り、4時半過ぎに自転車で北へ向かってすっ飛ばして出かけた。
野菜が喰いたいので「わくわく」へ行ってみたら、長茄、谷中、生落花生があったので買った。
人の足元を見ているように高かったが、農家がゲリラ雨の合間を縫って、ゲリラの様に畑に入り泥だらけになって収獲してきたわけだから、このくらいの値段は当たり前か。

娘夫婦が伏見の特別純米生酛造り、タラゴナの白、へレス近郊の赤、イタリアのオレンジワイン、ダニエルのサリエンテ赤とチーズとパンを持参してきたので、ワカシの刺身、生春巻き、寿司、煮鯖、茹で落花生、チーズ、パンなどを肴に飲んだ。
生春巻きは何時も妻が作っているが、どうも僕のイメージと違うので、タイに4年、タイ料理屋に2年いた娘が巻いたら、全然別物になり頗る美味かった。
素材は贅沢に使っているので、海老、アヴォカド、錦糸卵、キャベツ、胡瓜、人参、バジルその他の素材がくっきりと光っていたような気がしたね。
娘が云うには、兎に角、固くきっちりと巻くことらしい。

和製ジントニック、カンパリソーダをうだうだと飲み続け、最後は一人になって大黒摩季を聴きながら飲んだ。
この人の曲を聴くと、輸出入サービスセンターでお世話になった大仲さんのことを思い出す。
入社以来世話になったが94年に中部貿易横浜支店を立ち上げて支店長になったときに、元気が出るからこれを聴けと、大黒摩季のテープを持って来た。
その後もずっと協力支援をしてくれたが、ある時からぱったりと連絡が取れなくなった。
数年前に彼女の親代わりになっていたかたから、脳梗塞で倒れて半身不随になり、フィリピンの施設に入ったと聞いたが、その後のことは分からない。
まだ生きているなら大黒摩季のCDかUSBを持って見舞いに行きたい。








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猫紹介

2024年09月01日 | Weblog
猫について書いていると反響が大きい、3匹の猫のことについて詳しく書けとの仰せがあり、書くことにする。
元々僕はペットが死ぬのが嫌で買わない方針だった。
子供のころ4匹の犬を短期間で亡くしていて、それ以来鳥は随分いろいろと飼ったが哺乳類は飼ってない。

娘と妻がショッピングセンターのペットショップで売れ残っているスコティッシュホールドが気になり、娘の誕生日に出かけ、もし売れ残っていたら買うつもりでいたらしい。
それが12年うちにいたマルで、耳が立っていたので売れ残ったらしいが、うちに来て少したったら垂れた。
この品種は、1匹の関節に問題があった個体から増えたもので、関節が柔らかいから妙な態勢でいることが多く、それが何とも愛らしいが、一説によれば始終関節痛を抱えながら生きているという。
そのため、この品種を飼うことを禁止している国もある。
ロースをたくさん取るために、胴体を長くして後ろ足が立てない豚と一緒で、人間の都合で品種改良をすることの是非を問われている猫なのだ。
そして、腎臓が弱くしばしば通院し、5歳か6歳の頃には深刻な症状になり、三鷹のほうの病院に入院した。

まあ、そんな反省があったのかも知れないが、娘がタイの大学院を卒業して帰って来て、マルの掛かり付けの獣医から保護猫を引き取り、最初の猫パッチャを飼うことになったのだ。
マルは娘への誕生日のプレセントだったらしいが、4年間日本を留守にした間にすっかり妻に懐いていた。
大体雑種と云うのは、雑種強勢で生命力が強い、人間でも近親相姦を避ける工夫がどの部族にもあるのは、この理由による。
経験で、なるべく異なる遺伝子を持った交雑が強い個体を作ることを知っていたんだと思う。

娘はペットを飼わせてもらえなかった反動もあり、猫かわいがりにパッチャを可愛がった。
旦那も猫好きだったこともあり、左目に傷があり白濁していて、目が見えていない可能性があった猫を引き取った。
目が見えるようにとの祈りを込めた名前がSEEであった。
今では白濁部分が小さくなり、一番動き回っていることからも、見えているんじゃないかなと思う。

3匹目はどんな事情だったか知らないが、初めてオスの猫を引き受けることになった。
ゴルゴ13から取ったらしいが、ゴルと云う名前の猫で手足首が長い白っぽい猫で姿がいい。

今日で我が家に避難して三日目になるので、だいぶ慣れ、家中を3匹でそれぞれ徘徊し、それぞれの個性を発揮している。

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猫が家中を徘徊しだした

2024年09月01日 | Weblog
10時半に二階の自室に上がり、本でも読もうかと思っていたが、室温は低いが部屋が蒸すのでクーラーにしたら心地よく、直ぐに眠ってしまった。
目が覚めたのが4時で、寒かったのでクーラーを切って外の空気を入れたが、却って冷たかった。

「松原みきBest」をかけて聴いた。
松原みきのオリジナルアルバムは全て持っているので、ベストアルバムを買う必要はないが、そこがファンかどうかの境目で、何でもいいから手に入るものは全て持っていようとの心理が働くんだな。
レコード会社の思うつぼだ。
ちなみにこれ以外に「プレミアムBest」「Golden☆Best」「Light Mellow」「Anthology Best」と云ったベストアルバムがある。

1979年の「真夜中のドアーStay with me」がspotifyで十数週間NO1となり、世界中でヒットしたが、その理由を作曲した林哲司が松原みきの声質だとしていたが、哀愁を帯びた情緒たっぷりの歌いっぷりは、欧米の歌手には無い日本人独特のものだと思う。

今朝は朝飯を4人分作ったが、何しろ野菜が買えないから簡単なものだった。
味噌汁はシメジと豆腐、葱を切って納豆の薬味、鯖を焼いて、妻が作った残り少なくなった胡瓜のQちゃんを出した。
魚はどうにか買えるらしく、昨日妻がマサで大磯で上がった太刀魚を買って来て、大量に煮付にしたが、普段なら残るところだが、僕も1匹半食べ、最後は娘夫婦が平らげてくれた。
久し振りの新鮮な魚だったので好評だったな。
雨や矢鱈降るが、海は荒れていないようだ。

8畳で松原みきを聴きながらブログを書いているが、猫のやつらが襖の隙間から中を覗いていて、一番なついているシーは部屋に入って来て一回りして出ていった。
他の2匹は入ってくる勇気がないみたいだね。

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