キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

平塚まで自転車で

2024年09月08日 | Weblog
夕方、中々日が陰らず出発を躊躇っていたが、流石に4時になったので、意を決して自転車をぶっ飛ばして平塚へ向かった。
外交官の本を今日までに返却しなきゃいけなくてね、せっかく来たんだからと、本を返却し、相撲の初日を諦め、BOへ寄って本を眺めた。
最近、平塚BOは欲しい本がヒットしない。
まあ、本との出会いは運命だから、恋と同じように突然やって来る。
内田洋子「サルデーニャの蜂蜜」小学館 2020年を購入した。
書き込みをしないで読む本は、基本的に図書館で借りることにしているから、買ってはいけない本だが、10年くらい前にこの人に注目して入手可能な本を集めて読んだ。
当時、三人洋子がいて、小川洋子とあと一人誰だったか失念したが、3人とも優れた本を出していた。
内田洋子はイタリアに在住して、イタリアに関するエッセイをヴィヴィットな文章で書き始めていて、ワインや食い物に関するものも多くあり、ワイン業者の必読書であった。
食い意地が張った僕としては「サルデーニャの蜂蜜」を見逃すわけには行かない。
イタリアへ行くたびに、小さな村で蜂蜜を買うのが楽しみで、日本の蜂蜜とは異なる風味と濃厚な味わいは、脳の快楽中枢を刺激して止まない。
果たしてどんなオハナシか知らないが、既に題名だけでドーパミンの分泌が始まっている。

ちなみに、サルディーニャのベルメンティーニョは蜂蜜に負けない味わい深さと広がりを持った魅力的な白ワインだ。
濃厚な味わいのチーズに蜂蜜をかけて、冷やしたベルメンティーニョを飲んだらどんなに幸せか。
本を1冊買っただけでこれだから、ダイエットなど生きてるうちにできっこない。


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冥土の土産

2024年09月08日 | Weblog
「現代の短編小説コレクション2024」を読み始めたが、この20年くらい毎年愛読している。
去年くらいから文春文庫になっていて、かつてのような厚みがなく、しかも紙質が藁半紙みたいで、1年の代表的な短編を集めた記念的な書物としての威厳が無い。
内容充実していればそれでいいのかもしれないが、せっかく紙の本で出すならその辺を考慮してほしいな。
まあ、主流が電子ブックに移行してるようだから、無用な事なのかも知れないが。
こっちは冥土の土産になるやも知れないから、私好みである事も大事な要素だ。

このシリーズは昔の分類で云う中間小説が主に編まれているので、時代を色濃く反映している。
再読してこの20年を振り返れば、確かに冥土の土産にうって付けだなんて、ふと思った。

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新聞が生き残るには

2024年09月08日 | Weblog
「ロビンフッドの冒険」を読了した。
小学校高学年から中学生向けと書いてあるが、字が大きくて絵もあるから年寄りにも打ってつけだね。
漢字にはルビが振ってあるから、愉しみながら漢字も覚えられるし、解説も詳細だから、歴史や博物学やあらゆることが分かって、まさに読書により教養が身につく。
子供の頃に「若草物語」「小公女」「宝島」等を何度も読み返したことを思い出した。
その割に漢字や教養が身に付いていないけどね。

「ロビンフッド」は、最初は伝承のお話で、後に色々な人物や逸話が加わって幾つかのヴァリエーションが今に伝わっている。
世界中の伝承物語は、おおよそこんな経緯で文字に残される。
最初期はソネットのようなもので、吟遊詩人が各地を回って披露した。
日本でも歌があったし、稗田阿礼がいたり、琵琶法師がいて、門付もあった。

ところで、新聞を購読する人が年々減少していて、そのうち無くなる可能性が憂慮されている。
昔のように枚数を減らしルビを振ったら、少なくとも受験を控えた小中学生に推奨出来るんじゃないかな。
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ジャージャー麺

2024年09月08日 | Weblog
昼飯はジャージャー麺だった。
昨日はラーメン、一昨日は素麺で小麦を減らそうといった方針は消えてしまったようだ。
米粉の麺を食べていたら、飽きてしまったが、それは麺に飽きたんじゃなくスープに飽きたような気がする。
タイやベトナムの麺料理を想定するから、南方系の香辛料のコブミカンやレモングラスが多用され、どうもコブミカンは重なると気持ち悪くなる。
タイに行ったときも、この風味にやられて、せっかくのタイ料理が喰えなくなった。
ラーメンやうどん料理の、麺の部分を米粉麺に置き換えた料理を作れば良いのになあ。

ジャージャー麺は、挽肉が多すぎて、最後は肉を喰ってるみたいで気持ち悪かった。
妻は美味しくしようと思って、本人が重要と思われる素材を無闇に沢山入れる傾向があり、大概バランスが悪くなり失敗する。
味が濃いので胡瓜の千切りと水菜をあるったけ足したが、結果、麺の量が不足した。
しかも、全体のボリュームは凄いことになっていた。
それでも食後に無花果とみつ豆を食べた。

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暑さ対策

2024年09月08日 | Weblog
矢張、統計的に見ても今年の夏は異常に暑いらしい、本当に北国か高原に避暑の場所を確保しようと思う。
本が200冊くらいあれば、TVが無くても一夏大丈夫だし、水も清流ならその水で煮炊きして身体を洗って過ごせる。
出来れば電気が来ているところがいいが、LEDがあるから太陽光発電で光はかなり賄える。
スマホとBluetoothスピーカーの電源だが、小川があれば水力発電がコンスタントに出来る、タービン式の発電機が安く手に入る。
ゴミと糞尿は発酵させて肥料にするか、土に戻すかだな。
そういったところなら安く家と土地が手に入るらしいから、真剣に考慮したい。
だが、問題は妻で、TVが無い所は嫌がるだろうなあ。
僕も新鮮な魚が喰えないと、欲求不満になるかも知れない。
時に下界に降りて海沿いの町で魚を喰えば良いが、となると伊豆の山中が地理的には良いが、夏涼しいのかな。

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7匹目のネズミ

2024年09月08日 | Weblog
ここ数日、夜眠るとそれっきり朝方まで眠り続ける。
まあ、それが普通なんだが、年を取ってから5時間以上連続して眠られなくなっていたのだ。
老化の新たなステージに突入したのか、思えばこれが6時間になり7時間と増えてゆき、無限大になれば死だから、死に向かって着実に睡眠時間が増えているとも云える。

6時に起きて、少しYouTubeを視聴してから起きて台所へ降りた。
昨夜、寝る前に台所でガタガタやっているので、ネズミホイホイに何かかかったのかと思いチェックしたら、垂直に置いたホイホイにネズミがかかっていた。
多分、何時も酒の瓶の間を飛ぶようにしているやつだ。
普通に床を走っていたらかかるはずが無いのに、おふざけが過ぎアダになった。
飲み友達だが、短期間でネズミ算式に増えて家にダメージを与えるから、ホイホイを折りたたんで逃げられないようにしたが、ギューとか切なく鳴くんで心が痛んだ。
それがどうなっているのか見たら、まだ生きていた。
何時も死んでからお経をかけ、供養してから処分していたが、PCが壊れているからスマホで法華経を探さなければいけない。
最初の6匹は短期間のうちに穫れたが、こいつは家中を駆け巡り神出鬼没で、ホイホイを避ける知恵を持っていると思っていた。
最近は人間が踏んでベタベタになり、踏むと面倒なので垂直に置いたホイホイにかかるとはなあ。

鯖、さつま揚げを焼き、昨夜妻が作った白菜と春雨と豚肉のスープを温め、ナスのオイル焼きを作った。
昨夜のネズミ騒動で胡瓜を糠床に入れるのを忘れ、漬物が無かったが、朝の必需品だね、もの足りず締まらない感じがする。

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