キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

美味いと感じる室温

2024年09月03日 | Weblog
昨日に続いて鯛の塩焼きがテーブルにドンと置かれている。
いわゆる尾頭付きってやつで、別に目出度いことがあったわけでもなく、きっと安かったから買って来たんだと思うが、鯛には一年で2度旬があり、桜の季節の桜鯛と紅葉の季節の紅葉鯛である。
9月になり秋の気配濃厚ではあるが、流石に未だ紅葉の便りを聴かない。
北海道ではナナカマドが赤くなっているかも知れないが、彼の地で今盛期を迎えているのは秋鮭だろう。

25㎝位の小鯛だが、塩焼きとしては大きなものは大味で美味くないから、丁度いいサイズだが、小さいのに脂が乗っていて美味かった。
娘が持って来た伏見の純米生酛造りを、横っ腹に氷を入れて冷やす作りのカラフェで冷やし、3合ほど飲んだ。
冷奴、胡瓜と若芽と玉葱と玉葱の酢の物、胡瓜の糠漬けがあり、前夜に続いて骨湯を作り飲んだ。
今宵は葱に加え、酒、とろろ昆布、若芽を放り込んだが、濃厚な味わいになった。

酒の後はバケットにチーズと無花果を載せてトーストにして、サリエンテの赤をグラス3杯飲んだ。
乾きものはバタピー、鮎煎餅などで、カンパリソーダを飲んだ。

そのカンパリソーダを持って8畳に移動して、竹内まりやなどに聴き入っていたが、1時間してもグラスの氷が解け切っていなかった。
温度計をみたら26.8℃でクーラーは入れていない、この温度であればロングカクテルを落ち着いて愉しめるってわけだ。
もう20年か30年前に気がついたことだが、スコッチ・オン・ザロックが急に美味くなった時があり、こんなにも変わるものかと驚いたが、確か9月25日前後だったと思う。
秋の夜長をハードリカーと共に過ごすのは大きな愉悦だが、今年はその時の温度をチェックしてみよう。
ワインをやっていると、一番美味しく飲めるワインの温度を気に掛けるが、飲むときの室温が味に大きな影響を与えることを、同時に情報提供することも大切だ。
パラメーターが二つになると説明が厄介になりそうだけどね。



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ロビン・フッドは十字軍の遠征に参加している

2024年09月03日 | Weblog
今日は曇り空の一日で気温も低く過ごしやすかった。
昼前に娘がやって来て、ボストンへ出かけて行ったが、あそこは鮪が名物だが、流石に土産に持って来る訳には行かないだろう。
会いに行くのは、チェンマイ大学へ行っていた頃に知り合ったオジイサンらしく、大分弱っていて、この機会を逃すと会えなくなると云っていた。
その内なんて云っていると、会えずに終わって後悔したことが多く、余裕を持って会っておくべきだ。

昼飯はガパオライスと辛いタイにありそうなスープで、何でシンプルな味のスープにしないのか文句を云った。
ガパオライスに飽きていて喰いたくないのに、更に喰いたくない辛いスープじゃたまったもんじゃない。
これが冬瓜の澄んだスープだったら味わいに強弱があるけど、諄くて辛いのがダブルっての、料理のセンスの問題だよな。
口直しに無花果と鮎煎餅とドーナツを食べた。

プレシネは「ロビンとマリアン」を観た。
3回目なので読書をしようかと思ったが、最初の荒涼とした土地の落城する映像が美しくて、もちろん途中で居眠りをしていたが、そのまま最後まで観てしまった。
ロビン・フッドは実在の人物ではなく13世紀にイングランドにいた森に棲んでいた義賊を幾人かのモデルから造形したと云われているが、真実は分からない。

幾つかロビン・フッドの映画あるが、大概十字軍の遠征から始まる。
僕には十字軍の遠征が一体何だったのかが良く分からないが、この映画の中でも砂漠と壁を観たと云っていたのが、きっとエルサレムのことだと思うが、誰が何のために誰と戦ったのか良く分からない。
まあ、十字軍のことは今後お勉強するとして、そも「ロビンフッドの冒険」を読んでないような気がする。
例の母が買ってくれた少年少女文学全集にあったような記憶もあり、牧歌的な物語だったような気がするがあやふやだ。
多分、ウイリアム・テルとごっちゃになっていると思うが、これはハプスブルグ帝国時代の話しだったか。

二宮図書館に当たってみたら、絵本か挿絵付きの「ロビンフッドの冒険」があったので、予約を入れた。
早ければ明日の朝準備できているので、「暗殺」を返却しながら借りてチェックしてみよう。
そうすりゃ、疑問が氷解するだろう。

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茄子のこと

2024年09月03日 | Weblog
毎年、JA湘南に現れる茄は、一般的な茄子、長茄、白茄子、丸茄子と大きく分けて4種類ある。
園芸学部を出ている身で、この基本的な夏野菜についてきちんと調べたことが無かった。
学生時代に読んだ「農耕植物の起源」で読んだのかも知れないが、完全に失念している。
調べてみて驚いたのが原産地で、多くの夏野菜同様てっきりペルーあたりだろうと思っていたが、インドだった。
多年生草本で日本の様に冬が寒いと枯れてしまうが、常夏の熱帯ではトマト同様何年も生きているようだ。
奈良時代の文献に見られるというから長い間食された野菜だ。
名前の由来は色々あるが、「夏実」が変化してナスビになったという説を取る。
パリのオリンピックで、日本最初の金メダルを取った、柔道48キロ級の角田夏実のファンなのがその理由で、科学的な根拠は全くない。
まあ、昔の事なので、何れにしろ何が真実か確定は出来ない。

紫色の色素はポリフェノール故、抗酸化作用があり、さらにブルーベリー同様、目にいいとされている。
夏になると毎日食べているので、TVと読書で目を酷使しているが、どうにか目の健康を保っているのは茄子のお陰かも知れない。

丸茄は果肉が硬く、味噌田楽に向いているとのことだが、形状が似ているので我が家では白茄子も味噌田楽で食べている。
白茄子は濃い色素が無いので煮汁が黒くならず、煮物に推奨されている。
ちなみに毎朝作っている味噌汁は、黒くなると不味そうなので、茄子の皮をむいて使っている。
折角栄養価の高い皮をと思われるかもしれないが、オイル焼で毎日2個を食べている。

実は焼き茄子が大変な好物なのだが、自分では手が熱くて皮を剥けないので作れない。
それ故、妻が作ったときには、その味わいを盛大に褒め、料理の腕を絶賛している。
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我が家の出汁について

2024年09月03日 | Weblog
ここ何日か湿度が高く、肌がじめっとして気持ちが良くない。
昨夜も気温は低かったが湿度が高くて不快だったのでクーラーを掛けて眠った。
一度寒くて目が覚めたが、タオルケットをきちんと足に掛けて寝たら、なんと次に目が覚めたのが6時半を過ぎていて、早朝読書の機会を逸した。

慌てて台所へ下りて朝飯の支度を開始したが、次男は風呂に入っていたのでほっとした。
何時も7時前には朝飯の支度が出来ているので気にかかったが、実際に次男が食べるのは日によって時差がある。

塩鮭を焼き、これは出来合いのものであったので、それほど美味くなかった。
長茄とシメジと豆腐の味噌汁を野菜ブイヨンに酒を加えて作った。
最近、昆布と煮干しの水出しが冷蔵庫に入ってないので、毎日妻がその日の野菜の屑で作っている野菜ブイヨンを使うが、今朝のは玉葱の皮、キャベツ、セロリなどが入っていたようで、特にセロリの風味が強かった。
ちなみに昨夜鯛の塩焼きを食べたが、残った骨と頭で骨湯を作るのが楽しみで、何時もは熱湯をかけるだけだが、昨夜は小鍋で水を沸騰させそこに骨を入れてみた。
長い間煮ると汁が濁るので、すぐさまどんぶりに入れ、醤油と塩で味を調整し葱を散らした。
じつに美味かった。
野菜ブイヨンで作る味噌汁も、シメジが入っているし中々美味い。

我が家では化学調味料を使わないから、野菜の屑や皮、魚を下ろした中骨、海老の殻や尻尾が重要なだしの素になる。
野菜ブイヨンは冷蔵していることが多いが、魚貝類のスープは冷凍して使っている。

長茄と茄子のオイル焼を作り、胡瓜の糠漬けを出した。
長茄は果肉が柔らかいね、くたっとした食感が好きな人は好むんじゃないかな。

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