キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

グローバリズムの違和感

2024年09月07日 | Weblog
「神なき時代の終末論」を読了した。
いわゆる欧米が掲げている自由主義、民主主義、自由市場などのお題目は、実はアジア、アフリカ、南米、イスラム圏には合わないんじゃないか、これらはユダヤ・キリスト教が基本になって出てきたわけで、他の宗教的基盤を持っている国や地域では、基層に夫々違う文化や社会制度を持っている。
日本は明治維新でいち早く、欧米を模倣して成功したと思われるが、ここへ来て大きな違和感を感じている。
ヘーゲル的に時間が直線的に流れ、右上がりに歴史が発展してゆく欧米モデルが行き詰まっっている今、夫々の国や地域で基層に抱える文化を見直し、新たなモデルが必要である。
こんなことが書いてある。

午後、8畳で読書の時間に昼寝をした。夜、酒をやめて鯵刺と白菜豚肉スープと胡瓜の糠漬けなどでサラッと晩飯を食って、8畳で本を読もうとしたら又も眠った。
昼寝は何時ものことで納得できたが、酒を飲まなくても、ヤッパリ眠るんだなと以外だった。
トータル9時間眠ったわけで、正しい生活をすると、年を取っても、こんなにも眠るものなんだ。

夢現の時に福島邦子と門あさ美を聴いた。
男っぽい福島邦子と美人で色っぽい門あさ美は、個性が真逆だが、どちらもいいねえ。


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90年代を席巻した理由

2024年09月07日 | Weblog
朝晩はめっきり涼しくなったが、日中何故これだけ温度が上がるんだろう。
不思議だ。
それでも昨夜は蒸したので、チョット寝苦しかった。
5時までぐっすり眠れたのは、疲れていたせいなのか、酒を飲まなかったせいなのか。

0時まで読書をしたが、途中で調べ物をして、次々新たな項目に移ったので、まあ、この横道に逸れるのが何とも楽しいのだが、本の方はまだ半ばで止まったままだ。
佐伯啓思の京大での講義をまとめた本が、PHP文庫で2冊出ていて愛読しているが、今回の新著はそれを深めたものとして読めるし、理論的なものを現実の世界の動きに即して解説したものとして読めて面白い。

5時から坂井泉水を聴いたが、ヒットしていた90年代はもちろん知らなかったが、当時知っていればきっと夢中になっていたな。
人見知りだが、慣れると大きな声でよく話し、美人だから男を惹き付ける。
天然だから男の気持ちも知らないで密着してくるから、なおさら深く嵌まる。
このタイプの子は、俺の女だと錯覚するけど、実はセックスしないだけで、男が思い描く俺の女だから、セックスがお目当てでなければ理想的な関係なんだよ。

それが90年代を席巻した秘密のような気がする。

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