キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

南沙織50周年記念BOXを買う

2022年09月27日 | Weblog
今日も鮮やかな秋の天気で実に爽やかだ。
暑くもなく寒くもない。
昨夜から小室直樹の御高説に接しているが、キリスト教の予定調和と資本主義はパラレルなんだとのこと、チョット驚いた。
思えば、キリスト教国にしか資本主義が現れてないから、そのように考えてみるのが当たり前なんだろうけど、これを敷衍してみると、キリスト教国でない日本では無理やり形から入らないと資本主義にはならないってことで、資本主義と相性のいい民主主義も同様だから巧く行ってない理由はそこにあるんだな。
イスラム国家も資本主義と民主主義は難しいってことだよなあ。

7時に起きてシメジと豆腐と茗荷の味噌汁、ホッケの干物、パプリカの卵炒め、胡瓜と茗荷の糠漬けを食べた。
9時半にJA湘南へ出かけ、茄子、胡瓜、新生姜、甘長唐辛子、無花果、小松菜を買った。
新生姜は妻の要望で、甘酢漬けを作るのでいっぱい買って来いと言われ、3袋買ったが大いなる出費だ。
まあ、寿司を食べるときにはこれが無いと腑抜けたことになるから、確かに恩恵にも与ってるんだけど。

家に帰ってから何時もと違う音楽を聴きたくて南沙織のliveを聴いた。
英語曲が多かったが、あの人若い頃日本語の方がおぼつかなかったから、溌溂として歌ってる。
その他知らないないアルバムを聴いてみた。
Amazonで今購入可能なアルバムはどれなんだろうと眺めていたら、ソニーで去年デヴュー50周年記念のBOXを発売していて、本人はもう声が出ないから何もやりませんと云っていたので、すっかり何にもないのかと思っていたら、レコード会社はこの商機を逃さないよね、CD6枚と写真集をBOXにして発売していた。
17歳でデヴューした時には衝撃的で、ああいったタイプの歌手はいなかった。
ストレートのロングでセンター分けは当時の流行り、中学時代の恋人も同じヘアスタイルで浅黒くてね、もう少しふっくらして南沙織より美人だった。
まあそれはいいとして、大磯ロングビーチや駒ケ岳スケート場へ会いに行ってたくらい熱狂的に好きだったわけよ、だから当然すぐに購入しちゃった。

思えば、二年前の「Stay with me」松原みきの世界的なヒットで、キャニオンはすかさずレコードを発売したもんね、そうなると各レコード会社は、1970年代と80年代の版権の中から可能性のある楽曲をリマスターして流行らせる努力をするよなあ。
中原めいこや門あさ美の廃版になっていたアルバムが、思いもよらず手に入ったのはそういうことの一環なんだけど、昔のファンが買うだけじゃなくて、若い人たちに再発見してもらわなければヒットに繋がらない。

昼飯は妻が酷く不味い肉野菜そばのようなものを作った。
この間のタンメンの具の炒め具合は実に良かったが、今回のは最低でごった煮状態、気持ち悪くて半分でやめて、栗を食べた。

プレシネはピットとアンジェリーナ・ジョリーが殺し屋を演じ、しかも異なる組織に属していて夫婦になって仕舞ったために殺しあうことに。
カーチェイスと銃撃戦で見せるハリウッドのワンパターン映画だったが、色っぽいアンジェリーナ・ジョリーを観せる映画なのかな。
時間つぶしにはいい。

次男と共に消防署へ団員の支援要望書を持って行き、そのまま西友まで散歩した。
国民が行政に参加することが民主主義だから、これが民主主義なんだなあ。
ちなみに自由主義は住民を国家権力から守ること。

相撲も終わって夕方に余裕が出てきたね、風呂に入って晩飯。
蛸ぶつとショゴの刺身をオールフリーでいただいて、パンとチーズでサンシニアンの赤をいただいた。
この赤苦みを感じるが、スペインワインにはない苦みで、フランスワイン独特のものかなあ。
渋みじゃなくて苦みだが、ほかの味わいの要素がいいので気になった。
時間とともに失せるのか?

夜のプレシネは「October Sky」炭鉱町の少年が、ソ連のロケットに触発されてロケットを打ち上げ、失敗を繰り返し、炭鉱夫の親父と敵対するが、その部下や、高校の先生の理解で天高くロケットを打ち上げるまでの話。
少年の試みを後押ししてくれる高校の先生の力が無ければ、少年は育たなかったろうね、人を育てるとは何かを描いたもので、実に良かった。
前世紀末まではアメリカもまともな映画を作っていたんだなあ。

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