キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

クリスマスイブ

2022年12月25日 | Weblog
クリスマス寒気と云うやつかなあ、朝のうちは寒かった。
クリスマスイブだけど、俄クリスチャンになったわけでもなかったが、妻がイベリコ豚のカツレツを作ったので、午後、娘のところで買ったサン・シニアンのコロンバールとベルメンティーノの白を開けて乾杯をした。
午後、娘のところへはお世話になった人たちに、ワインやお酒を飲めない人にはちょっと美味い調味料などをおくる手配を妻がしたので、その車に同乗して出かけ、家で呑む酒やワインの調達もした。
僕は既に数日前にワインの発送を頼んでおいたが、今日届いているところが多く、ありがとうとメッセージが届いていた。そのワインの支払いもした。
クリスマスシーズンと新年にかけてはワインが何時もより喜ばれるようで、先輩や友人に送るのだが、自社輸入をするようになってからは、なんだか送り甲斐が増えた。

今朝は何時ものように7時に起きて、若芽と豆腐の味噌汁、おでん、白菜漬けで朝飯を食べ、9時半まで金子先生のワードのスタイルについての動画を視聴しお勉強をした。
やり始めた時は何が何だか良く分からなかったけど、だいぶ解るようになってきた。
それにしてもワードには色々な機能があるもんだ、使っている人がこんなのも欲しいという要望が積み重なっているからだろう、この機能がきちんと使えれば便利だ。

JA湘南は品数が少なくて、筍芋、大根2種を買った。
家に帰ると、お日様が出てきて暖かくなったので窓を中心に拭き掃除をした。
近頃は身体がぎくしゃくして動かないので、昔のように丁寧に拭くことが出来ないが、軽く拭いただけでも見違えるように綺麗になった。
妻はぎっくり腰が全快し、病院へ行き、その後はマサに買い物に行った。
割と充実して掃除をやって一休みしたら12時を過ぎていた。

その内妻が竹輪天とかき揚げを買ってきたので天婦羅蕎麦にすると出汁を引きだした。
台所でその様子を観ていたら急に腹が減ってきて、朝の残りの白菜漬けを食べたが、昔、信州佐久の蕎麦屋で打つのを待っている間にテンコ盛りの漬物が出され、お茶を飲みながら食べて出来上がるのを待っていたことを思い出した。
途中でやって来た郵便配達夫にもテンコ盛りの漬物とお茶を出していて、いいところだなあと思った。
薬味に葱と柚子と七味唐辛子を使って食べたが美味かった。
そもそも蕎麦が好きなんだなあ。

ようやく中野剛志「世界インフレと戦争」を読了したが、いい本だった。
日本の処方箋、こんなにはっきりしているのになぜそれが出来ないんだろう。
僕の場合、中野が書いていることが分かるまでに60年以上が掛かっていて、そう簡単に物事が見えてこないとは実感しているが、それにしても朝から晩まで状況分析と本や資料を読み込んでお勉強している専門家がいるわけだから、そういった人たちがとんでもないことを云っているのが解せない。

今日もストーブの前で食事の後、ティーチャーズを飲んで音楽を聴いたり読書をしていたが、実は3日前に新しい椅子を買って、これが背筋がシャキッとして座りやすくていいんだな。
元々ひじ掛けのある座りやすい椅子だったが、娘と妻がスタイリッシュなダイニングセットを買ってきて換えてしまったので、いつの間にか僕の愛用の椅子が捨てられていた。
新しい椅子は北欧のデザインがオリジナルらしいが、似たような椅子が各社から出ているのできっといいデザインなのだろう。
大川のメーカーのものを取り寄せたが、あの大川栄策の出身地だ、昔から家具の産地として有名なところで、なんとなく信頼感があった。
これ日本で作っていないと思うが、今回の戦争によるサプライチェーンの見直しで、安く出来ればいいという時代は終わり、出来れば自国生産、少なくとも友好国にサプライチェーンを持っていないといざという時に安全保障が成り立たなくなる。
とにかくやけに座り心地が良く、腰にもいいような気がするけど、問題は酒量が増えてしまうことで、あえて座り心地の悪い椅子を用意して回転率を上げるという飲み屋の戦略は確かに効果がありそうだ。

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