キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

久し振りに大掃除

2022年12月26日 | Weblog
民生委員の方が町内の75歳以上の独居老人の見守りをしているが、その方たちにクリスマスプレゼントを届けることをしていて、それに随行したが、皆さん喜んでくれた。
何しろ40年間会社人間で、町内でどの様なことが行われているのか全く興味がなかったので、こんな活動をしていたなんて知る由もなかった。
明治維新で、それまであった仕来りを西欧からの新しい仕来りに置き換えたわけだが、こんな活動もその一環に違いない。
じゃあその前は、日本という国はお年寄りに対してどのようなことをやって来たんだろう。
武士と百姓では全く違うと思うが、今より死ぬのが早かったから、死にざまも潔かったような気がする。
でも、人によってはヨボヨボになるまで生き抜いただろうから、家族が入浴から下の世話まですべてやった筈だ。
まあこれは、そんな昔の話しじゃなくて、ついこの間までやっていたな。
3世代同居が多かったからお嫁さんが大変な苦労をした。
核家族化が急速に広まったのは、これも大きな要因の一つだったろう。
我が家も3世代同居だったから、母が3年前に入院して介護施設に入るまでは妻が大変な苦労をしたと思う。
それでも僕より人間が上等で親切だから、嫌だったんだろうが離婚もされず今日に至った。

10時に帰ってきたので、昨日に続き窓ガラスを拭いた。
昼飯はソース焼きそばだったが、僕が何時も味が濃すぎるとクレームするので、やけに薄味だった。
豆大福を2個食べ、クリスマスクッキーを食べた。

午後は神棚の掃除をし、欄間の透かし彫りを細かく丹念に掃除したら見違えるように良くなった。
39年前は白っちゃけた色合いだったが、今では赤身が増し飴色の感じもあり重厚に見える。
何故か次男が急に手伝うと云うので、南に面した雨戸6枚分の高窓の掃除を内と外から二人でやって片付けた。
終わったのが4時半、次男が掃除を手伝ったのは散歩がしたかったらしく、久し振りに一緒に散歩に出た。
日がやけに伸びたなあと云いながら、箱根の外輪山を観たり、大島と利島を眺めながら歩いた。
散歩から帰ったら知人から電話があり、クリスマスプレゼントを届けたらキウイフルーツをいただき、もう一ひとりの方からも変わったじゃが芋を2種類もらった。

クリスマスディナーは、ビーフステーキがメインで、鮪の刺身ともつ煮とラッキョウとポテトサラダ、ローストチキンがあった。
先ずは「夜明け前純米」を冷で呑み、頃合いにビーフステーキを焼いてタラゴナのサルファーフリーの赤を飲んだ。
グルナッシュ、カベルネソーヴィニョン、チャレロという変わった品種の組み合わせで、今日は酸が強く感じられた。
妻が作った南瓜のポタージュスープに風呂吹大根を浮かせて食べてみたが絶品だった。
出来れば白ワインが欲しかったが、これは「夜明け前」を合わせていただいた。
もらったじゃが芋をストーブで焼いたが、濃い黄色の方はコクがあって美味かった。
紫の方もとにかく色合いが鮮やかで目で訴えてきたね。
娘が昼に持って来たリーさんのカンパーニュを久し振りに焼いて食べたが、もっちりとして焼くとカリカリに変わる食感と酸味がこのパンの売りだね。
チーズを2種、バタビー、柿の種などを肴に、最後はティーチャーズをストレートで飲んだ。
観るべきTVもなく、目に付いた柱の汚れが気になったので磨きだしたのがいけなかった。
キッチンの上にある収納棚、ポット、炊飯器、冷蔵庫と約2時間拭き掃除をして汚れを落とし、再びストーブの前に陣取り、綺麗になったところを眺めながら気分良く飲んだ。

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