キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

アメリカ大統領暗殺に思う

2024年07月20日 | Weblog
昨夜は寝苦しく、冷房を点けて寝たけど寝入りが悪く、4時前に目が覚めたが目覚めも悪かったな。
昨夜は、妻がTVを観ている居間に平泉澄を置いてきたので、手元にある小室直樹を8畳で読んでいた。
平泉博士古事記・日本書紀・万葉集だったので、形式論理学についての小室博士の本が斬新に感じた。
時々こうやって毛色の違う本を読んで、同系色の調和じゃなく補色の鮮やかさを感じるのもいいね。

4時前に目が覚めてYouTubeで茂木誠のトランプ暗殺についての歴史家としての解説を聴いたが面白かった。
というより、色々な方が指摘しているように、リンカーンやケネディの様に、ドルの発行権について対抗すると暗殺されるという法則がアメリカではあるらしい。
今回のトランプ暗殺未遂は取り立てて異常な事じゃなく、過去200年間に普通に行われてきていたことで、原則通りってことだ。
自由や民主主義なんて最初からない国だということだよね。
もちろん無いから理念として掲げて、更にお節介なことに、それを理由に他国を侵略し、カネ儲けをしているわけで、云ってみれば「自由と民主主義」はカネ儲けの種だ。

日本も例外じゃないよ、戦後GHQによって自由と民主主義が押し売りされ、あまり頭の良くない連中がそれに飛びついて、未だにその夢からさめず、リベラルを気取って日本を貶めているオジイサンやオバアサンの化石を見ることあるでしょ。
要は、欧米崇拝によって、そこから入って来たものは日本に古来から在ったものよりいいものだと無批判に受け入れて、歴史と伝統と風土によって長い時間かけて培われた、文化や規範や制度を古臭い封建的なものだと云って捨ててしまったわけだ。
ところが、今のアメリカの状況を観てどう思います。
とてもじゃないが平和で豊かで安全な国で、皆さん楽しく幸せに暮らしてるなんて云い難いでしょう。

科学技術については、明治維新後優れたものを輸入吸収して、既に多くの分野で欧米を追い抜いてしまったけど、社会制度についても欧米の制度を輸入吸収するだけの時代は終わっていて、日本が新たな優れたモデルを提示していかなきゃいけない局面に来ているわけよ。
その自覚が無いことが問題で、例えば未だにおバカな大学教授は、欧米の理論を翻訳紹介して地位が安泰だと考えてるから、先ずそういったやつからクビにして、後釜を自由競争にすれば、多少の時間はかかるけど、まともな人材が育成されると思うんだけどね。


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