キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

「安物買いの銭失い」ならまだいい

2024年08月29日 | Weblog
ずっと雨が降り続いたので、夕方のサイクリングは中止になった。
昨日今日と歩いてないし、サイクリングもほんの僅かで身体が鈍る。
5時前に風呂に入り、中森明菜を聴きながら柴田哲孝「暗殺」を読んだ。

6時に妻が呼びに来て飯になった。
白身の魚の刺身があったが、小さな鯛かカンパチだったような気がするが、美味かった。
今日は娘が店を開いていて、7時までやっているので半ごろ晩飯を喰いにやって来た。
茅ケ崎のパンやで買ったバゲットを持って来たので、トマトとパプリカのスープとウォッシュタイプのチーズで、カタロニアのロゼを1杯飲んだ。
残念だったが、ワインはそれで終わりだった。
刺身の外におでんや胡瓜の糠漬けがあったので、黒はんぺん、蒲鉾、高野豆腐を肴にグレンスタッグのソーダ割、ジンビームのソーダ割などを飲み、レモンを出してジンソーダに入れて飲んだ。
何時ものようにハードリカーを飲んでるうちに、乾きものに手が伸びて、煎餅や柿の種などを摘まんだ。
出だしに結構酔いが回った。

娘が猫の避難用にキャリーケースを持って早めに帰っていった。
うちは水や崖崩れの被害の可能性はないが、娘のところは日頃から裏の山肌から搾れた水が湧きだしているようなところで、危険が一杯。
絶対にそんな家を買うなと云ったにも拘らず、傷物故安かったので買った。
安物買いの銭失い」ならまだいいが、「安物買いの命失い」になると深刻だ。

相手が居なくなったのに一人で飲んでいるのは間抜けだから、みつ豆を食べて8畳に移動して、再度、中森明菜+「暗殺」の組み合わせで晩夏のあらしの夜を過ごした。
「暗殺」はとっても面白かったが、残念なことに読了してしまった。
安部元首相暗殺事件、実に不可解なことが多いが、こんな時には裏があり、それが出るとまずいから、国家権力が隠蔽する。
嘘で固めた歴史を生きることになるから、何時まで経っても真っ当な国家にもならないし、まっとうな人間も出てこない。

赤報隊との関連を示唆して書いているが、多分その真相を知っていた鈴木邦男は墓場へそれを抱えて行ってしまった。


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今からでも遅くない

2024年08月29日 | Weblog
遅い台風がようやく九州に上陸したが、海水温が高い洋上に長くあったから勢力が拡大していて、大きな被害が出なけりゃいいが、最近は無理な建築や道路づくりなどしているから本来怒らなくていい災害に逢ってしまうケースが多いように思う。
何百年も住んでいて、そこに家を建てちゃダメだった分かっているところでも、拝金主義の不動産屋が造成をして建売で儲けてる訳だから、そいつらがその責任を負ってくれればいいが、結局個人と公金によって賄われるから理不尽な世の中だ。

豪雨の合間に自転車を飛ばしてJA湘南へ行ったら、ようやく来たと常連のオバサン達に云われたが、皆さん車で来てるからこの程度の雨をものともしない。
茄子が無かったな、胡瓜と甘唐辛子を買った。

昼は次男が家に居るので、妻がナポリタンを力を込めて作った。
トマトの濃縮が毎回濃厚になってゆくのと、スパゲティのもちもち感が増している。
アールグレイを飲んだ。

プレシネは「次郎物語」だったが、今年の2月にもやっていてブログで感想を書いたのを、どなたかが観てくれたので分かって読んだ。
今回も同じ感想だが、関根恵子、この時は既に高橋惠子になっていたが、綺麗だったな。
若い頃からこの人好きだったが、女優になって色々な男に弄ばれておかしくなっていたところを、高橋伴明が救ったと何かで読んだが、美人だとそういったことになりやすいものだ。
兄貴やオヤジが怖いと手出しできないことがあるが、女の自立だとか独立などというより、人間は人との関係性の中で生きていることを認識したほうがいいんじゃないかな。

前回観た時にも直ぐに次郎物語を探して、本棚のどこかに探し出したと書いてあった。
そして、母に連れられて行った平塚の近代書房で、生まれた初めて買った文庫本であったと書いてあった。
乳母と実母との甘味な関係を書いた小説だが、父と祖父、母の父の九州男児らしい、大きな包容力に助けられて成長できた。
父として子供たちに、ああいった態度を取れなかったなあと、大いに反省している。
子供たちもオジサンオバサンになりつつあるが、物事に遅いということはない、今から見習いたいと思っている。

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高市早苗の評価

2024年08月29日 | Weblog
どうも様子がおかしいのは、零時前の良い子が寝る時間に寝ているのに、昨夜も1時過ぎに目が覚めたことで、ここ数日やけに早く目が覚めている。
昨夜は脚が冷えたわけでもなく、蚊に刺されて痒かったわけでもなく、理由もなく目が覚めたので気持ち悪かったな。
1時間半くらいのYouTubeの番組をかけて聴いていたが、それが何だったか思い出せないので、きっと間をおかず眠ったんだろう。

佐藤尊徳の番組で、何故高市早苗が駄目なのかを具体的に話していた。
見城徹がゲストで出ていて、この二人が、前回の選挙で安倍さんが高市を押したのは、大嫌いな河野太郎が総裁になるのを阻むためで、推薦人を集め、投票を促す電話を滅茶苦茶かけまくった結果、このままじゃ高市総理が実現してしまうと、側近が慌てて止めたとの逸話を話した。
安部さんは高市の政策や世界観はいいが、仲間が作れないことが最大の欠陥だと話していたらしい。
頭がいい人ってこういった傾向にあるよね。

遣り取りをしている時に、先方から必要がある時は盛んに連絡してくるが、こちらの連絡には応えなず、こんな人かと思って、それ以来行き来しなくなったと見城徹が話していた。
ジャーナリストの仲間である、門田隆将や山口隆之が何故一所懸命高市を応援しているのか分からないとも発言してた。
見城は幻冬舎の社長だが、門田や山口はローンウルフなので、昭和の匂いのする体制側のオッジサンにしか通用しない論理ではなく、正義がむき出しになったものに惹かれるんじゃないかな。



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関東の竹輪麩

2024年08月29日 | Weblog
二宮図書館で借りた「暗殺」が噂にたがわず滅茶苦茶面白くて、オリンピック以来読書より画像を視聴する方に気持ちが向いてたのに、一気に読書に戻った。
虚実ないまぜのこの本は、何処までが調査に基づいた記述で、何処からが作者の虚構であるのか分からない。
安部元首相暗殺事件は、当初から単独犯ではなく、裏の組織は何処なんだと噂されていて、逮捕された銃撃犯の外に狙撃犯がいたことを洗いだそうと色々な人が躍起になっていた。
それと忽然と出て来た統一教会についても裏があるんじゃないかと感じていたが、どうも自民党との関係は昭和30年まで遡るようで、祖父の岸信介が絡んでいたようで、となると開祖の文鮮明との関係は満州にまで遡るのかなと想像が広がる。
まあ、そういった意味で読者の妄想を限りなく広げる本で、虚実をはっきりさせようとするため、二度三度読まれる傾向にあるらしい。
版元幻冬舎の見城徹社長が加わった座談会で、参加者は皆さん同じことを仰っていた。

昨夜も娘が飯を喰いにやって来た。
カタロニアのロゼと古いチーズを3種持って来た、ワインもチーズもいいもので、もう少し早く持って来てくれりゃあ美味しくいただけたのに。
キハダ鮪の刺身、庭のゴーヤのチャンプル、おでんを肴にワインとビールと和製ジンリッキー、ジンビームソーダ+スダチを飲んだ。

ゴーヤチャンプルはどうも沖縄で食べるのと違うと思っていたが、何が違うのか調べてみたら、うちのには玉葱が入っているんで甘いんだな。
10年前に作った泡盛に唐辛子を入れた調味液のアルコールが飛び、唐辛子が白くなっていたので、白い唐辛子を捨てて、泡盛と赤い唐辛子を新たに入れて作り直した。
沖縄料理にはこれを掛けないと気が抜けた感じがする。

おでんは、黒つくね、竹輪麩、豆腐、蒲鉾、獅子唐の構成で、出汁をきちんと取ってあるので結構美味い。
妻は何故か竹輪麩が好きなので、これを中心に料理を組み立てているフシがある。
かつて、きりたんぽ鍋をやったときに、季節外れだったのかきりたんぽが手に入らず、竹輪麩を代替えにしたことがあり、娘はそのことを思い出しては、スイッチが入り何時も大笑いをしている。

ちなみに、男の常で竹輪麩を僕は好まない。



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