キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

清香楼の馴染み客

2009年04月24日 | Weblog
今朝の湘南は日の出の頃は曇っておりましたが、七時を過ぎると日が照りだして爽やかな春日となりそうな気配です。朝の読書を二時間ばかりして、朝風呂に入り朝飯を作り食するという何時もの日課ですが、久し振りに金曜の朝を自宅で迎え、何時もと一寸違う気分です。

清香楼は野毛にある中華料理屋で、通称裏中華と呼んでいる店です。もう何年前になるか分かりませんが、不景気が世の中を覆ったときに、横並びで対応が遅れがちな日本人を尻目にいち早くランチを¥500に値下げして喝采を浴びました。主菜を選ぶとライスとスープはお変わり自由、ザーサイと安杏仁豆腐がついて現在は¥630です。この間佐和さんと二人で行き、ザーサイと豚肉の細切り炒め、茄子の四川風炒めを取り腹いっぱい喰いました。量が一杯あって喰い過ぎるところに問題があるのですが、日によって海老と野菜の炒め、チャー焼の卵炒め、五目豆腐、烏賊の四川風炒めなど好みのものが結構あり飽きません。週に一度必ず顔を出す佐和さんは既にお馴染みなので、気に入ったのがランチメニューに無いときは何でも好きなのを注文いたします。以前は私、出張以外横浜に居りましたから、週に一度は昼飯をここでいただいており結構な顔でした。しかしこの頃は月二回程度の訪店になっており、佐和さんに連れられて通うお客様の立場に成り下がっております。

去る者日々に疎し、老兵は消え去るのみ、日本という国は旧友や年寄を大切にしなくなって久しいのですが、儒教の本場である中国の息のかかった中華料理屋でも、どうも可也軽んじられているようで実に悔しいたらありません。でもこの間我が社に入った五十年輩の中国人に聞いたら、孔子なんて全然知らず、もっぱら毛沢東を読まされていたとの事、この清香楼の店主も五十年輩なので、毛語録読みの論語知らずなのかも知れません。

コメント
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