キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

花見酒

2009年04月03日 | Weblog
今週は珍しく3日間名古屋に勤務しております。4月1日より新入社員が入り、歓迎会を行ったりしたものですから、通常の2日間が一日延びたのです。3月から既に二名新入社員が来ているので、この春全部で4名の新人を迎えました。まあ、中小企業ですから新卒者というわけではなく、平均年齢54.5歳ではありますが、夫々異なった経歴のかたが入られるというのは大きな刺激になり、新たな時間がリセットされたようで中々良いものです。中小企業では人事異動もやり難く、気分を一新させる効果的な方法が余りありません。しかしながら、一般的に中小企業は人の出入りが多く、自然と人事異動が行われる傾向にあるようなので、振り返ってみると実に多くの人と仕事をしたなあと思います。

春は別れと出会いのうれし悲しい季節で、そこに桜が咲いているので、此花は別れと死を暗示するのかもしれません。昔は桜の下を通ってはいけないといわれていたようで、艶やかな眺めとは裏腹な世界が潜んでいるようです。花見に浮かれていると、ぽっかり開いた魔界へ落ちてしまうこともあるので、花見酒は桜の遠景を眺めながらを良しとしているようです。
コメント
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