キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

レアンドロ、アナケナ

2009年01月13日 | Weblog
昨年10月に初来日して評判を上げた担当者です。ウルグアイ出身で親父が外交官だった事もあり、ヨーロッパの教養を身につけた見識のある紳士です。来日するまでは、貿易部の佐和さんがコミュニケーションがとりにくいと嫌がっていたのですが、男前のこともあり、急にぶつぶついわなくなりました。

昨年の課題であったシングル・ヴィンヤードのレンジもようやく皆さんに認知されだし、ピノ・ノワール、ヴィオニエの売上が思った以上に伸びておりほっとしております。今年目標は全てのレンジを合わせて25,000ケースを販売する事ですが、利便性を高めたヴァラエタル・レンジのスクリュー・キャップの導入がスムーズに行けば、無理な数字ではありません。私が騒いでいた5年前にはまだ市場に抵抗がありましたが、昨年辺りからスクリューキャップにアレルギー反応を示す方がめっきり減ってきました。

さて、私がお薦めするワインですが、3年前から一つ覚えのシングル・ヴィンヤード・ソーヴィニョンブランです。トロピカルスタイルではなく、厚みと複雑さを孤高の雰囲気の中に持っていて、他に同じ価格でこの品質に出会った事がありません。

実はこのレアンドロ君、試飲会に先立って来日しており、今日から仙台盛岡と一緒に巡業してまいります。予報によれば仙台は雪が降るとかで、厳重な寒さ対策をして出かける必要があります。まさか彼の地での梅の開花は期待できないでしょうから、雪見酒と洒落ることにいたしましょう。
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