キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ギエルモ、ボデガス・カスターニョ

2009年01月14日 | Weblog
今朝は仙台におりますが、昨日は昼にフランチェスカでワインの試飲をしながらお昼をいただき、レイダのソーヴィニョン・ブランとオナ・ピノノワールが印象的でした。夜は雪が舞う北国情緒たっぷりの中、鮨の仙一に向かい陸奥の清酒の燗を色々と味わいましたが、レアンドロ君は田酒がことのほか好みのようでした。店を出ると寝待月が煌々と北国の街を照らしており、それも中々いい雰囲気でした。

さて、今日はカスターニョのご案内です。スペイン風の暗い雰囲気を持ったギエルモは、昨年秋に始めて日本にやってきました。それまでお馴染みであったダニエルと較べると陰と陽ですが、メーカーが10人も揃うとこういった大人しい人が何人かいてくれないと収拾が付かないので、我々にとっては得がたい参加者です。

二年前にカスターニョ・モナストレルを新発売いたしましたが、昨年はいやになるほど売れました。ダニエルが、これは絶対売れるから在庫切らさないようにと言っていたのですが、あいつも単純なほら吹きでは無い事が実証され、剥げ頭を磨きながらほくそえんでいることでしょう。

私がお薦めするワインですが、カーサ・シスカです。生産量が極端に少なく、積極的に販売をしていないので、試飲会に出ているかどうか分かりませんが、モナストレルで造ったワインの極致ではないかと思います。確か、ダニエルの母方から相続した畑の樹齢100年を越えた葡萄から造られており、実にエレガント、それでいて深みの有るワインです。
コメント
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