キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

香港ヴィネスポヘ出発

2008年05月27日 | Weblog
成田発香港行ノースウェスト1便が厄介なことに遅れ、成田空港で延々4時間待つことになり、まあこうしてPCを取り出してよしなし事をつらつらと綴っているわけです。横浜を発つ前に馬車道有隣堂で荒俣宏の「日本橋異聞」のシスターブックともいえる「江戸の醍醐味」-日本橋・人形町から縁起めぐり-光文社刊を捜し求め、運よく平台で最後の一冊となっていたのを入手して今回の旅の友とすることが出来ました。早速空港内のファミレス風情のアヴィヨンの一角に陣取りページを開いたわけですが、同行の佐和さんよりクレームが入り、「旅のお供は書籍だけではなく、生身のお供が居る」とのもっともな指摘を受け、ページを閉じました。

お取引先が同じ便に乗ることが分かっていたので、連絡をしてアヴィヨンにおいでいただき飛行機見酒をすることにいたしました。実はこのお取引先からは昨年の花の時期、靖国神社で花見酒のご招待にあずかり大変優雅な時間を過させていただき、今年もお招きをいただいていたのですが、何せ名古屋勤務が増えたり、イタリアへ二度も出かけたりで都合がつかず、せっかくのお申し出を受けることが出来ず大変申し訳なく思っていたのです。今回は思いもかけぬ時間が出来、滑走路を離着陸する飛行機を見ながらの酒宴となりました。ボーイング747、767、トリプルセブンなどが行き交う様を見ながら飲む酒は、桜の華やかさとは異なり、旅情を誘いまた格別であります。

酒を飲んでおりますと時間がたつのは矢のようで、3時間があっという間に過ぎ去り、搭乗口へたどり着いたときには既に皆さん搭乗し始めており、ほろ酔い気分で時速700キロメートルで移動するコリアンバーベキュー弁当のような機内食をいただき、「江戸の醍醐味」を読むまもなく瞼が閉じ、気が付いたら深夜の香港空港に着陸しておりました。

一夜明けた今朝は、香港島のルネッサンス・ハーバー・ヴュー・ホテルの美しい港が眺められる部屋で、こうしてPCに向かっているというわけです。いよいよ一時間もすれば、ヴィネスポ香港が眼下に見えるコンヴェンションホールで始まります。





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