キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

腰痛にジャズは有効か

2008年05月19日 | Weblog
二週間も放置しておいた庭の草が伸び放題でつい草むしりをしたのが悪かったのか、湘南の散策が過ぎたのか、はたまた他の悪事が原因なのか腰痛がぶり返し余り調子が良くありません。それでもベッドに横になっていてばかりでは大切な筋肉がやせ細って行くばかりなので、平塚まで東海道線で買い物に出かけました。踵のクッションが疲労しているウォーキングシューズを新調するのと、他の有名店を価格品質ともに凌駕する街の無名なパン屋さんに、傑作ともいえるアンパンを買いに行くのと、さくら書店で新刊本をさらっと見るのが目的でした。

靴を買って、本を観て、パン屋へ向かうと手前の広場でジャズの演奏をしており、生憎アンパンが売り切れでメロンパンを買って、ステージの前に陣取り最後の二曲、ルパンⅢ世とスペインを聴きました。横浜ではジャズフェスティヴァルが開かれますが、休日に横浜まで出るのが精神的に苦痛なのと、混んでるところが嫌なのでわざわざ聴きに行ったことはありません。熱狂的なファンではありませんが、根はジャズがとっても好きで、家で聴いたりライヴハウスへたまーに行ったりいたします。平塚辺りの素人愛好家が出演して演奏しているのかと思ったら、素人の慰みのレヴェルではなく、ピアノは埼玉あたりから来ている玄人でしたね。ドラムもペットもサックスもパーカッションも多分玄人ですね。なかなか聴き応えのある楽しい演奏でした。暑くも寒くも無い若葉の季節の夕暮れ前、聴いている人は疎ら、演奏はかなりなもの、こういう贅沢な条件は滅多に揃うものではありませんし、偶然遭遇して、しかも御代はロハ。やけに得しちゃった気分になります。たまりませんでした。

家に帰ってふと気がついてみると、腰の痛いことを忘れておりました。このまま痛みが消えうせるとすれば、音楽の効用たるや現代医学の比ではありませんぞ。






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