キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ヴィネスポ香港Ⅲ

2008年05月30日 | Weblog
本日午後久し振りに日本へ帰ってきました。時差が無く楽かなあと思っていましたが、思いのほか疲れていて、三日間に集約して15社以上と試飲ミーティングできるのはとても有りがたい事なのですが、やはり厳しいものです。

昨夜は展示会が終わって、夜七時半から香港タイムススクエア10F聘珍楼で、ヴィネスポに出展された当社のサプライヤーを打ち上げ慰労会にご招待いたしました。2年前にもダウンタウンの歌と演奏つきの中華でやって好評でしたが、今回は前回より増えて総勢20名の会になりました。古いところでは、シャトー・ダレム、シャトー・スオウ、オリヴィエ・トリコン、スペイン語圏からは、アナケナ、カスターニョ、シエラ・サリナス、ヴァルファルモサ、フランスからはソーヴェックス・ウォルトナー、セラー・ド・マレノン、ケランヌ、ボルドー・コレクション、トゥティヤック、ドメーヌ・カブザックが参加してくれました。皆さんにそれぞれご自慢のワインを持ってきてもらい、40本くらいありましたかね、ターンテーブルに乗せて中華をいただきながら思い思い試飲をしていただきました。私の聞いた範囲では、白はグラン・マレノン、赤はサリナスのミラが一番人気でした。カブザックの頑固親父も良いワインばかりだ、これでは全ラインをやってくれといっても首をたてに振らない理由が分かったといっておりましたので、しめしめでしたね。それぞれのメーカーの人たちは自分のところのワインが一番と思っているので、国や地域が違うとまったくワインを知らないものなのです。自分のところのワインが、アグリの中でどの程度のところに位置しているのかを了解してもらうのにはとてもよい機会です。

アナケナはホルへ、ヴァルファルモサはオリオールの親父、スオウはモニク、ダレムはブリジット、オリヴィエ・トリコン、カブザックの親父とミディアムからハイの年齢のオーナー社長が揃いましたので、片方のテーブルになぜか彼らが集まり、なかなか面白い展開に会は進み、私は最初はそちらのテーブルに居て茶々を入れていたのですが、途中からヤングミドルの人たちの集まっているもう一つのテーブルのほうへ場所を移し、これまた楽しく時間を過ごしました。老若男女入り乱れての会はかなり楽しく進み、デザートの後タリケからの差し入れの1972のアルマニャックをとても美味しくいただき、大騒ぎの中11時前に閉会とし解散いたしました。

皆さんとても喜んでくれておりましたが、日頃日本で思惑通りワインが売れないことをサプライヤーの皆さんが一瞬でも忘れてくれたらこの会は成功ですし、もし当分忘れてくれたら大成功であったと言えるでしょう。


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