五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

友好的感情

2016年07月20日 | 第4章 愛とゆるし
友好的感情2016年7月20日

学校はいよいよ夏休みですね。
少子化と云われていても、我が家の周辺は子供が増え、私が小学生の頃の雰囲気が蘇っています。

先日目にした家の外からベランダ越しに友人を誘う交渉が面白かったので、ここで再現してみます。

お友達:「○○くん、プール行こうよ~」
○○くん:「いけるかな~~、、、お母さんに聞くね。何分待ってくれる?」
お友達:「どのくらい待てばいい?」
○○くん:「20分かな。」
お友達:「10分だったら待てるかな。」
○○くん:「解った。すぐに仕事を終わらせるから、待ってて。」
お友達:「オーケー!」

お友達の間髪いれずに言った「10分だったら待てるかな。」という返答に、「おおっ!即座な交渉!」と感銘を受けました。
しかも、「直ぐに仕事を終わらせるね!」って言うところがまた良いじゃないですか。。。

絶対的な友好的な交流である条件の中、信頼感を持って成されている会話と推察し、「この子達がいれば、日本の将来は大丈夫だ~」と、確信めいた明るい感情が湧いて来たのです。

自分で考えて、自分で発信して、自分で関係性を育んでいく人の世界のとても大事な事を彼らは行っていたわけで、その清々しさに真っ青な青空が見えてきました。
こうやって、にんまりとしながら、近所のおばちゃんが見守ることも、社会における役割であるように思います。

友好的な感情の反対は、怒りの感情です。
なるべくなら怒りの感情になる前に、友好的な手段を自ら意識できるよう努力したいものです。そのためには、自分の中に育まれている自己愛の点検が必要かもしれませんが、難しい事は云わずに、友好を意識する事が一番かもしれません。

怒りの感情を独りで自問自答していき続けていくと、世間全般が敵のように見えてきます。自己の問題が、いつしか世間の問題とすり替わっていく事が連鎖していくと、問題の核心からどんどんとずれていきます。
地球に住まう人間のそれぞれの現実を吟味する力が健全に働くよう祈るばかりです。「怒りの感情」の反対側に「友好的感情」があるからこそ「怒る」ことも忘れてはならないと思う今日この頃です。

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