五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

言の葉は言霊

2007年08月25日 | 第1章 意識と知覚
今年の八月は、外での勉強会を一切せず、ひたすら本を読むつもりでした。
片手間にやろうと「予測」していた仕事が、意外にも手間が掛かり、「予定なんてものは未定なんだ!」と開き直って、今日を迎えています。

そんな私の夏の過ごし方に加え、この数週間、大切な人にたくさん会い、そして、声を聴きました。このことが、予測をし間違え、開き直った私を支えています。

感情を聴く。

「何をやってる、
何を持ってる、」
そんなことよりも、「今この時」の感情を、聴いている人が「ひたすら受容する」ことだけで、絡まり、固く結ばれた紐が解かれてゆくのが見えてきます。

「賛同」は、おせっかい。誤解も呼びます。
否定も肯定もせず、「受容」するのです。

すると、いつしか、「感情」が顕わになる。

言葉は、言霊。
その人の内にある「答え」が、いつしかその人自身の「言葉から顕れてくる」ことに、いつも感動します。

「私に何ができる」というわけではありません。
私の人生で出会う人の数は、たかだか知れています。でも、互いに自分の人生を歩み、何かのきっかけで出会うわけです。大切な自分の人生を歩んでいる者同士が出会うのですから、その「出会い」は宝くじに当たったようなようなものです。

かけがえのない「出会い」を大切にし合い、自分自身の「言の葉」を生み出していけたら、私の死に逝く日に、「私の人生は、なんて幸せだったんだろう」と思えるのかもしれません。

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