五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

幸福感を意識する

2024年02月17日 | 第2章 五感と体感

五島列島 五輪教会の猫 (=^・^=)(=^・^=)

幸福感を意識する   2024年2月17日

生き甲斐の心理学テキスト139ページ
エリクソンの8つの人格形成の発達
冒頭の植村先生の言葉に今更ですが、
なるほどなぁ。。。と、思う今日この頃です

なので、本を持たない方のために抜粋記載します。

以下、
愛の原型を学ぶ前にエリクソンの8つの人格形成論を
学びます。日常生活で愛し愛される経験、感動、喜びがあると
人は円満な人格を自然の内に、形成していきますが、
その愛がないと情緒不安定なくらい人格が
形成されやすく自律神経系の病気になりがちです。
温かい愛を体感し初めて悔いのない人生を味わいたいという
希望・アイデンティティが形成されます。
以上P136

何度も読んでいるはずの文章ですが、
改めて、日々生活している中で幸福感を
意識している自分は幸福だなぁ~と、思うのでした。

無意識の中で自分の感情のベクトルが「幸福感」に
向いているということは、
エリクソンでいう「希望を育む年齢である0歳から2歳まで」
の私は、何も疑うことのない暮らしをしていたのだな。。。と、
意識化するのでした。

たぶん、昨年亡くなった父も基本的信頼感を持ちながら、
自ずと希望を持ちつつ帰天した事と思うと、
幸せな赤ちゃん時代を過ごしたことを過ごしたのだな
と、推察できるわけです。

湧いてくる感情には必ず意味があります。

日常の生活の中で湧いてくる苛立つ感情、
疑い深い感情、常にある体調不良感、怒りの感情、
それらの感情がいつも湧き出しているとしたら、
同時に、自分の幸福曲線「統御感・幸福感・
健康感・友好的感情・平安感」が
負の感情の対極に必ずあることを意識してみると
良いかもしれません。

なぜ自分がいつも負の感情で苛立つことの
理由を探すことよりも、
まずは、自分の幸福感は何であるかを
意識することを重ねていくことが、
心の平安感への道しるべになりそうです。

一人の人の不安感が常態化していると、
必ずその人が属しているコミュニティに影響を与えます。
でも、無意識に他者に脅威を与えている人は
自分のことを解ってほしいという願望のほうが
強いはずです。

自分の何が解ってほしいか、を、整理整頓するには、
自分の愛の原型を紐解いてみるのが
一番の早道かもしれません。
「幼いころに愛されてきた体感や記憶」は、
人の「愛し方・愛され方」の原型だからです。

エリクソンによると、家族や社会の役割を終えた時期から、
愛し愛されながら幸福感を体感するには、知恵を育むことが
大事なようです。
つまり自分を自己肯定し、他者を他者肯定し、
ニコニコ笑顔でいるには、
知恵が必要だ、ということです。

私自身、その時期に入り、
自己の幸福感を思うと、
確かに、学び続けて生きたからこその
幸福感であるようにも思います。

人の本質が不安感であるからこそ、
幸福曲線に至るには知恵が必要なことを
時々は思い出したいものです。

●講座予定●

講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2024年 3月1日(金)
13:00-15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2024年 
次回は3月15日㈮

13:00-15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2024年3月12日㈫
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 2024 3月25日㈪
星組 2024 2月25日㈰

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2024年2月22日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:2024年第1週3月5日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2024年2月20日火曜日






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