五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

十五夜を眺むれば

2018年09月26日 | 第2章 五感と体感

9月25日の我が家の萩・・・・・・

十五夜を眺むれば //////

萩の花が咲き出すと、無性に嵯峨野の辺りを歩きたくなります。
平家物語の小督(こごう)や白拍子の祇王(ぎおう)の物語が頭に巡ると、
私の妄想癖が止まらなくなります。
馬の背に乗り月の明かりを頼りに琴の音を探し当てる悲しいお話も、
秋深まればこその日本人のアイデンティティであろう「もののあはれ」
と繋がります。

今年は9月24日が十五夜、中秋の名月でした。お天気がすぐれず、
期待をしていなかったものの自宅の講座を終え、
皆さんを見送ったあとに空を見上げると、
雲の隙間から薄っすらと月の光が射していました。
数時間後、夕食の片付けを終えて外に出ると、
南の高い方向に白く煌とした月が丸い縁を闇にまみえながら
浮かんでおりました。
空を広く眺むる場所に立って月を愛でていると、
お向かいの奥さんが、猫の毛づくろいをしながら
同じく月を眺めていらっしゃることに気付き、
秋の夜に風情が足されて嬉しく思いました。

連休が明けた25日は、お天気が優れず、午後からは本ぶりの雨になり、
雷も鳴り出しました。そういえば、と思い、24節気の本を開くと、
24節気72候 第46候「雷乃収声」(かみなりすなわちこえをおさむ)
と、書かれてあります。
季節の変わり目の雷を、
次の章に進む頁を捲るような気分で過ごしたおかげで、
夏が終わり、少々焦り気味な仕事のペースから
秋の始まりの助走のペースへと移り、
落ち着いて仕事に向かうことができそうです。

十五夜をながむる空は果て知らず

ちょっとペースを落として、ゆるくいきましょうや



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講演会のお知らせ;

11月18日八王子市生涯学習センター(クリエートホール)14時~16時
市民自由講座「生き甲斐の心理学」
「自分自身の問題を解決するために」というテーマで、
生き甲斐の心理学を分かりやすく解説する講座を行います。

申し込みが必要なので、
詳細は八王子市教育委員会 八王子市生涯学習センターに直接お申し込みください。
問い合わせ:042-648-2231

八王子市での講演会は昨年に続き二回目となります。
皆様のご参加をお待ちしております。

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「生き甲斐の心理学」

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年7月3日 鎌倉腰越講座(終了)
   9月4日 鎌倉腰越講座(終了)
   10月2日

2018年10月16日 つつじが丘勉強会

M校、保護者講座 5月7日、14日
         6月11日、25日
         9月3日、9月10日(終了)
        10月1日

宝塚売布の森でのワークショップ
7月14日土曜日~16日月曜日 (終了)


町田ワークショップ
10月26日金曜日~28日日曜日

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NPOキュール「生き甲斐の心理学」講座
 
東急セミナーBE講座
2018年 10月19日  13:30~15:30雪谷校

    9月28日  10:30~12:30たまプラーザ校
   10月26日
















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